アルファベットの言語

  • Day:2012.02.09 18:33
  • Cat:本堂
2月9日(木) 曇り 寒い…

海港城 春節 2012
<海港城の春節>

寒い。寒いです。春節後に一度気温が上がって暖かくなりましたが、また寒くなりました。こうやって気温が上がったり下がったりしながら、また少しずつ暖かい日が増えて、そうして4月ごろにはまたクーラーが必要になるわけですね。

さて皆さんは、アルファベットの言語を読んでいて不思議に思うことはありませんか。

私たち日本人は日本語を見るとそれがすぐに日本語だと判りますよね。例えば香港のような外国の都市でも、日本語の看板があったとき、それを眼にしたとたんにそこにある文字が日本語の音として脳みそに入ってきませんか?「マッサーヅ」と書いてあったら、私は頭の中で「まっさーづ」という音がします。「あ」という文字を見たら、頭の中で「あ」という音がします。言ってること、わかるかな?それは日本語が、ひらがなやカタカナといった日本語特有の文字を使っているからだと思うんですよ。

じゃあ漢字のときはどうかというと、私の場合はまず日本語として読もうとしている気がします。それができないとき、「ああ、これは日本語じゃないんだな」と思って中国語モードに切り替えます。一瞬の出来事ですが、何の前触れもなく目の前に急に漢字が出てきたら、順序としては、まずは日本語です。

さて、アルファベットの言語の場合、それぞれのネイティブの人たちはどう反応するのかなーと、前からずっと不思議に思っています。私が漢字を目の前に出されたときと同じように、なにかこうデフォルトの言語(私の場合の日本語)というものがあって、それに当てはまらないときに次の候補に行くのかな。
漢字の場合は日本語か中国語だから、どちらかがダメならもう片方と切り替えも簡単だけれど、アルファベットを使う言語ってたくさんあるでしょ。次に切り替えたのが当たりとは限らないわけで、その辺どうなんだろうと思うわけです。

全然わからない言語の場合は、そもそも意味を理解しないので判別は簡単。
フランス語やドイツ語などには特殊な文字があるので、そういうのがあればそれぞれ何語か予想はつきます。オランダ語は特殊な文字はありませんが、母音が重なったりと、特徴的な部分があるのでそれを目印に予想がつけられます。
でもね、意味を理解できる言語のときは、どうなのかなと。

FB

↑こちら、私のFBのページのスクリーンショット(拡大できます)なんですが、今は勉強のためにドイツ語で使ってます。お知らせ部分を読んでいたら、この赤枠で囲った箇所の文章だけ、いやにスッキリ頭の中に入るなと思ったら、英語じゃありませんか!正確に言うと、最後の単語以外は英語で、最後の単語はドイツ語です。
『△△△ and ○○○ also commented on XXX's statusmeldung.』って書いてあるの。「△△△ and ○○○ also commented on XXX's」までは英語で、そのあと「statusmeldung」だけドイツ語です。
これね、私は自分が英語を読んでいるって気がつかなかったんですよ。何も考えずにただ意味だけ理解してたの。でも、最後の単語で「え?」と思って、そこでやっと、自分が今まで英語を読んでいたんだってことに気づいたんです。

それでますます、アルファベット言語ネイティブの人たちの頭がこういうときにどういう反応をするのか興味津々なんですが、まずうまく説明できそうにないので、訊ねたことがありません。
FB上で、ドイツ人の友達との会話は、普段は英語のみですが、最近は練習のためにドイツ語で書ける文章はドイツ語で書いたりするんですけれど、そのとき彼の頭はどう反応しているのか。フランス人の友達との会話も、英語にフランス語の文章を混ぜたりしてますが、彼らの頭はどう反応するのか。

とても知りたい。…けれど、彼らはそんなのはもう日常茶飯事だから(だってアルファベットの言語が多いからね)、深く考えたことなんかないのかなぁ。

そんなことより、これを読んでいる皆さんにだって、私がここで説明している意味が通じていない可能性が大きいですね。どう説明したらいいのかしら…。

Comment

こういうひらがながきのぶんしょうにとつぜんいんぐりっしゅがまじってるみたいなこと? ちがった?
  • 2012/02/10 10:59
  • ひょっと子
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■ひょっと子ちゃん
あー、どうかなぁ。
それよりは、漢字がいっぱいの文章を読んでいたら、その一部が中国語だったって方が近いかもなぁ。
または、普通の文章の中にいきなり古文が混ざっていて、そこまではスラスラと読んでいたものが、そこで一瞬つっかえるみたいな?

なんだろうなぁ。ヒンディ読んでたら、突然ネパール語になったとか…、かなぁ。(ネパール語とヒンディって、同じ文字だよね?)
  • 2012/02/10 18:54
  • bonbon
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ネイティブではないあたしの頭の中は、興味の範疇外かもしれませんが(笑)、、、

私は「切り替え」というよりも「引き出しが全部開いている状態」感じな気がします。
だから、引き出しに入っている言語はあまり考えずに取り出せるような気がするのですが。。。

ただ、真剣に長時間一方方向(日→英)の通訳をした後で、とっさに英語の質問が理解できなくなった経験があります。


なんでしょうね、脳の慣れとか方向性とかあるのかな。。。 面白いですよね、言葉って。
  • 2012/02/11 02:09
  • たびぃ。
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■たびぃ。さん
ああ、「引き出しが全部開いている状態」!そうですね、そう例えるのもいいのかも!!例えば私は日・英・仏・中の引き出しがありますが、複数言語が絡むという覚悟(またはそういう事前の認識)があるときは、引き出しが開いているというか、開けやすい状態になってるように感じられます。
私が本文中の画像のFBのお知らせを読んでいたときは、まさにその状態にあったんだと思います。私のFBフィードでは、日英中独西蘭などが入り乱れていて、こちらも自然とそのつもりで読んでいるので、引き出しが開いてる状態だったんですね。

モードと例えたのは、なんだろうなぁ…、例えば日本に帰ったとき、ちょっと人にぶつかったりして「すみません」と言わなきゃいけないところ、香港の癖で「ソーリー」って言っちゃうとか、そういうときに「あ、切り替えなくちゃ」と思うんです。
あとは、香港で中国語を話そうと思うと(注:香港は広東語の土地で、いわゆる中国語=普通話ではありません)、できないことはないんですが、どうもうまくいかないのに、それがちょっと電車に乗って国境を越えて中国へ行ったとたん、スラスラ出てくるんです。モードが切り替わったんだなと、思うんですね。
数年前に久し振りにパリに行ったときも、香港ではしどろもどろだったフランス語が、パリに着いたとたん(まさにその途端でした)自然にスラスラと出てきて、切り替わるのを感じました。
私、不器用なのかしら…。

アルファベットの国の人で、何ヶ国語も話すような人は、引き出しが開いている感じなのかもしれませんね。うちの夫も、まさにアルファベットの国の人間で何ヶ国語も話すので、彼に訊いてみればいい話なんですが、どうもうまく表現できない(特に英語でこれを説明するとなると…汗)気しかしなくて、まだ質問したことがありません。

確かに、おっしゃるような「方向性」とか「慣れ」ってあると思います。私は外国語学習が大好きなのですが、その「慣れていく」過程に震えるような喜びを感じます。
  • 2012/02/11 09:51
  • bonbon
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また来ました(笑)
飲茶しながら言語オタクなお話をしたいわ~


多言語環境で話をしていると、「引き出しがひらっきっぱなし」なので、時々誰に何語ではなしかけていいのか、とっさに判断ができなくなりません?

先日の腹踊りクラスで、トルコ人先生、日本人の生徒にオーストリア人が1人、で、オーストラリア人がトルコ語できないので、とっさに話しかけたら日本語が出た(笑)

トルコ語は、アルタイ語族で日本語と文法は近いのですが、アラビア語や欧系言語に由来する単語も多くて、そのまぜまぜ感がたまりません。
ドイツ語の次、トルコ語はいかが?
  • 2012/02/11 19:47
  • たびぃ。
  • URL
■たびぃ。さん
いやん。私は「オタク」ってほど熱くは語れないんですよ。(*´ω`*)ポッ
でも、どうぞ何度でもきて下さい。笑

それが香港は大して多言語でもないんです。英語と広東語、ときどき中国語。
特に私は広東語ができないので、英語と日本語だけですごしてます。家、ドイツ語学校、腹踊りは英語。日々の買い物なども英語ときどきカタコト広東語。日本人の友達と会うときだけ日本語。
自分が何語で話しているのかバッチリ分かります!笑
ただ、自分が過去に言ったセリフなど、(それを言った相手を思い出せないときには)何語で言ったのか分からないときがあります。ま、あんまり複雑なことは仏・中では言えませんから、英語か日本語だったんだろうなと思うんですが。笑

トルコ語!ドイツ語の次はもう予約が入っていて、オランダ語なんですよ。でもオランダ語学習を始められるのはまだまだ先になりそうなので、その前にフランス語をもう一度勉強しようなんて考えてましたけれど、そもそもドイツ語に思ったよりも時間がかかりそうなので、フランス語もできるかどうか…。それにスペイン語もやりたいしなぁ。
トルコ語って、あの一見アルファベットなのによく見るとちょっと違う文字がなんだかいいですね。
  • 2012/02/12 10:27
  • bonbon
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  • Edit
久し振りに登場です!(やっと読めた)

私は昔は英語⇔日本語は完全切換え型だったのよ。どちらかの引き出しをきっちり閉めないと他の引き出しは開かない。
でも今はどれも半開きのだらしがない状態w 自分でも何語を喋っているのか分からない時があるし、後で思い出した時にその人が何語で言ったかは思い出せない。

然も、閉めたつもりの引き出しが中国製の引き出しな所為か気が付くとまた開いちゃって日本に帰ると家族にも中国語話しちゃうし、通訳していると駐在員に中国語、中国人に日本語話してしまったり…。

どう頑張っても綺麗にモードが切り替わらないのでもうぐだぐだ。
昔のようにきっちりモード切替できればいいのになぁ。私の脳みそ壊れちゃって治らない。

  • 2012/03/01 16:53
  • 檸檬
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初めまして。

とても興味深い内容でした。
私も香港では英語、イミグレ抜けて大陸に戻るとスラスラ普通語が出て来ます。

「引き出し」ってなかなかいい表現ですね。

確かに日本人の頭の中にはカタカナ、ひらがながあり、漢字を見ればまず日本語としてとらえる。。??なんか変だな(たとえば簡体字なのに気づいたり)した時点で中国語だと解る。。という順序だと思います。本当にアルファベット言語が母語の人たちの感覚ってどうなってるんでしょうね。興味あります。

私は最近オランダ語に初めて触れる機会があり、興味を覚えました。でもオランダ語ではなく、フランス語を勉強してみたくなっています。。
■檸檬ちゃん
お返事遅くなりました、ごめんね。

あー、その「相手が何語で喋ってたか思い出せない」ってあるわぁ~!相手を思い出せればいいんだけど、相手も思い出せなくて、「こんなセリフを言われたことがあるが、何語でだっけな…?」って感じ。

私はまだまだスイッチ切り替えよ!


■TANYAさん、歓迎光臨☆
bonbon堂へようこそ!

はじめまして。お返事が遅くなり申し訳ありません。
やっぱりイミグレを越えると言語が切り替わりますよね。なんでなのかとても不思議です。無意識のうちに、脳みそが切り替わってるんでしょうかね。

アルファベットの人たちに聞いてみたいところですが、この質問を分かりやすく英語にまとめられません。(-公- ) いつかきっと…!

フランス語はいいですよ~。私はフランス語を話しているときとっても幸せを感じます。笑 オランダ語も悪くはありませんが、フランス語のほうが断然音が美しいです。
  • 2012/03/05 17:55
  • bonbon
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まさに聞きたかった事! 私は結局なんとなく自然に出来てるのかも。ただ漢字を見ると中国読みをしてしまい、「あら日本語だ」というケース多し。アルファベットは英語が1番ドキッとします。Tobe tobe takaku to be.読めます?「飛べ飛べ高く飛べ」ですよ(笑)
  • 2012/03/19 16:40
  • ローズ
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■ローズさん
中国(または漢字が日本語ではないのが当たり前の地域、海外の中華街とか)にいると、確かに最初に当たりをつけるのは中国語になるでしょうね。
書いてくださったローマ字の一文を読んで、まず私は全体をざっと見て、何語っぽいつづりかを判断しているんだなということがよく分かりました。この場合、「Tobe」が英語でも私の知るその他の言語はないと瞬時に判断できたため、まず間違いなく日本語をローマ字にしたものだということが分かりました。でもこれが「To be, to be…」と書かれていたら、一瞬迷ったでしょうね。
  • 2012/03/24 10:41
  • bonbon
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