bonbon、流行に乗る

3月7日(水) 小雨+濃霧

春の濃霧 2012
<霧の香港>

ここ2週間くらい(いやもっとか?)非常的高湿度がつづいています。朝は日中に比べてやや湿度が高いとは思いますが、毎朝90台後半です。高すぎじゃありませんか?ある朝なんか100%だったようで、100%ってアナタ、台風のときくらいしかお目にかからないレアな数字ですのよ。
香港の春は、気温が上がるのと同時に湿度もどんどん上がるものなのですが、それにしたって今年は湿度が高すぎです。香港生活も12年目に突入しましたが、今までこんなに湿度が高かっただろうかと悶々としております。
だいたいね、湿度が高いくせに気温は20度以下なんていう日もまだまだありますの。これがきついんだなー。ジンワリ冷たいのって、骨身にしみるというか、洋服もしっとりヒヤッと湿る感じで、とっても不快。高湿度はお肌には嬉しいですが、なんだか具合が悪くなります。
香港市民一同、この嫌な天気から抜け出す日が一日も早く訪れることを心から待ち望んでおります。お天気の神様、そこんとこひとつどうぞ宜しくお願いします。


ところで皆さん、『ドイツ語:世界で学習者急増 欧州危機「独り勝ち」影響か』というニュース、お読みになりました?


最近、ユーロ圏内数カ国の経済不安のせいで、EU経済危機なんていわれてますよね。特にギリシャがひどいわけですが、他にも火の車の状態の国がいくつかあり、まあ全体的によろしくないんです。その中で、ドイツだけは好調な輸出のおかげで黒字なんだそうで、一時は高かった失業率(2005年がピーク)は今でも減少中。(参考文献
そんなわけで、特に経済状態の悪い南欧、ギリシャやスペインといった国々などでドイツ語学習者が増えてるそうです。

ニュース記事はこちらを読んでね。

ニュース記事にある学校が、まさに私が通っている学校なのでありますが、果たして香港でも学習者は増えているのだろうか?アジアでは、わざわざドイツ語を学んで遠いドイツに行って働こう!なんて人はそんなにいないだろうから、「世界で」なんて見出しがついていても、結局は欧州内で増えてるってだけなんじゃないかと思います。(来期の入門クラスも、数は増えていないし。)ただ、こんな見出しを読んでしまうと、「なんと私は、図らずもトレンドに乗ってしまったのか…。」と、どこかやるせない気持ちになりました。

私は天邪鬼な性質で、流行に乗るのが好きではありません。それまではなんとなく気に入っていたものでも、偶然にもそれが流行しだしたとなると、流行してしまったことに嫌悪感をもつ、またはとたんに魅力が失われて見えるタイプです。(それはそれで流行に踊らされているわけですが、本人はなかなかそれを認めたがりません。)
思えば中国語の勉強をしていたときも、中国経済の台頭を見通しての学習者がジワジワと増え始めていた頃でした。私はただ中国語を話せるようになりたいから(それ以上の目的はない)習っていたんですが、周りから「先見の明がある」なんて褒めていただく事がよくあり、なかなか複雑な気持ちにさせられたものです。

アジアではドイツ語学習者が急増なんてことはなさそうなので心穏やかにいれば良いのですが、欧州に行くと私も何か「そのうちの一人」として数えられてしまう可能性があるのかと思うと、なんかやっぱりちょっとイヤ。
なので、不純な動機ではありますが、私の心にかかった霧を取り除くためにも欧州の経済危機が一日も早く解決に向かい、独語学習者数の伸びも横ばいになることを願ってやみません。頑張れ、ギリシャ。頑張れ、スペイン。



<追記>
と、思ったら!毎日新聞の記事は、どうやらドイツのシュピーゲルの元記事が大幅にはしょられ、またやや歪曲されたもののようです。
Deutsch steigt ab.
私のドイツ語力ではこんな新聞記事は読めませんので、グーグル翻訳(独→英)に頼って読みましたところ、

 ・スウェーデンの高校では、ドイツ語を学習する生徒はあまりいなく、フランス語、デンマーク語、スペイン語を習う人が多い。
 ・スペインやギリシャでの学習者数の増加は、経済的な理由に由来するものなので、大人の学習者に限った話である。若者にはドイツ語はそれほど魅力のある言語とはいえないようだ。欧州のほとんど全ての学校で、ドイツ語を選択する生徒の数は急速に減少している。
 ・それどころか、過去は学習者の多くいた東欧各国でも、今はドイツ語学習者が減少している。
…記事はそのあと、欧州の若者にドイツ語を広めるためにどんな努力がなされているかを語り、そしてアフリカやアジア(と言ってもインドですが)での可能性について言及しています。

というわけで、ギリシャやスペインといった経済危機に瀕している国の大人の学習者は増えているが、全体的に見ると減少傾向にあるというのが、「学習者数」に限って言えば正しいのかと思います。
毎日新聞は、一体何のためにこんな記事を書いたんでしょうか。図らずも、報道の意義を問う結果となりました。そして私はすこし心安らかになりました。

Comment

こんにちは。

2回目のコメントです。
そうそう、前回コメントさせていただいたところで、bonbonさんのところに行きついた経緯をお話するのを忘れていました。香港でヘナを扱っているお店を検索していたらbonbonさんのブログにリンクしたんです。と言ってももう2年ぐらい前のことで、そのままお気に入りに入れてあったのを最近気になって、ちょっと寄らせていただいた、という次第です。

さて、この毎日新聞の記事は私も興味深く読んでいたところです。でも結局若者はむしろドイツ語離れなんですね。。

>私は天邪鬼な性質で、流行に乗るのが好きではありません。

すごーく解ります。私も、自分が興味持っていたことが流行り始めると興ざめしてしまったり、複雑な気持ちになったりします。
そんな私が最近始めた語学はフランス語とヘブライ語です。フランス語はスタンダードですが、ヘブライ語学習が流行したりしないよう願っています(笑)
■TANYAさん
お返事遅れまして、申し訳ありません。

おや、そんな経緯でいらしていたのですね。
それでヘナは手に入ったでしょうか。

毎日新聞の記事の意図がよく分からない結果になってしまいましたが、このあと仏人の友達と話したところ、やっぱり若者の間では「今どきドイツ語なんて」という感じだそうです。古臭いイメージなんですかね。

さすがにヘブライ語が流行することはないでしょうねぇ。ヘブライ語って文字も特殊なら発音も難しそうに聞こえます。辞書や教材もなかなかなさそうなイメージですが、実際のところいかがなんでしょう。英語経由で勉強する感じでしょうか。
  • 2012/03/24 10:35
  • bonbon
  • URL
  • Edit
ヘナは結局、品質が良い日本の会社のものを購入し、今もその「アートビーイング」のものを愛用しています。どうやらインドって中国以上に食品などに問題がいっぱいみたいなので。

ヘブライ語の教材、結構ありますよ。日本語はもちろん、フランス語、英語、中国語で書かれた教材もあります。香港にも大きいユダヤ人コミュニティがあるらしく(大きなシナゴークも3つぐらいあるそうです)ヘブライ語学習に香港は便利かも知れませんね。
■TANYAさん
なるほど。ともあれヘナは無事入手されたようで良かったです。(^^)

外国語の教材はそれなりに数があるだろうとは予想していましたが、日本語の教材もけっこうあるんですね。
香港のユダヤ人コミュニティは、付き合いがないので大きいのかどうかは存じませんが(私の行動範囲内では、それほどユダヤ人も見かけないし)、地図でシナゴーグを一つは確認しています。三つもあるんですか!
ヨーロッパのようにユダヤ人が多くいるわけではないと思いますが、アジアの一都市としては確かにまとまった数がいるのかもしれません。
そう言えば、香港にはユダヤ人学校もありますね。
  • 2012/03/31 10:23
  • bonbon
  • URL
  • Edit
Comment Form
非公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。