着付け特訓

7月7日 (木)   雨のち曇り

着付け特訓中。
着物を独りで着られるようになったらさぞかし便利だろうということは解っていたけれど、生来のぐうたら精神のおかげでここまで着物を着る時には他人まかせでいた。足袋くらいは自分で履くし、肌襦袢や腰巻きも自分で着けるけれど、長襦袢から先はいつも着付けのできる人にお願いしていた。でも、海外で生活するようになって足かけまる8年くらいになる今、やっぱり自分で着るくらいはできた方が何かと便利であろうとついに観念し、先週の土曜日の午後、母からなんとなく着付けを教えてもらった。
着物を着るのは大変だ。どうして、昔の人はこういうものを着続けていたのだろう。例えば弥生時代の人はあんなにシンプルで着脱に手間のかからなさそうなものを着ていたというのに。そりゃ、十二単に比べれば、着物は平均3枚着るだけで済むわけだけれど。

大変なことその1、
夏は暑い。肌襦袢+長襦袢+着物と、最低でも3枚は着なくてはならない。洋服のようにメインを一枚で着るわけにはいかないので、いくら単衣だろうと、絽だろうと紗だろうと、夏なのに3枚もものを着るなんて正気の沙汰ではない。まあ、昔は今と気候が違ってもう少し涼しかっただろうから、3枚着ていてもそれほど暑くなかったのかもしれないけれど、地球温暖化現象の危機が叫ばれて久しい昨今では、夏に3枚なんて馬鹿げた話だと思う。和装界にも永田町の「クールビズ」を見習って欲しいものだ。

大変なことその2、
冬は寒い。どこが寒いって、腕が寒い。あと衿足が寒い。足袋を履いたつま先も痛いくらいに寒い。羽織を着たって、ショールを使たって寒い。どうにかならんのですか、これは?

大変なことその3、
腕が疲れる。もしかして着物を着る一連の動作で二の腕のたるみ防止ができるんじゃないかと思うくらい、着物を着る時には腕をあっちへこっちへ動かす。特に帯を締める時。体の後ろに両手をまわして、固い帯を結んだり開いたり、ねじったり折ったりと、あれこれしなくてはならない。その上慣れないうちは鏡を見ながらするもんだから、首まで疲れる。着るだけで息が切れるというのも、どうなんだ。運動不足がたたっているのか?

あとは無難なところで息苦しいことがあげられると思う。慣れないうちは、ご飯ものどを通らないくらい息苦しい。

今日は夕方からなんだかとても暇だったので、ふと思い立ち着付け開始。和室に必要なものを並べると、母の通っていた着付け教室の教科書「自分で着る編」の、「小紋を着てお太鼓を結ぶ」という数ページに亘る写真付き解説文をにらみ付けながら、ああでもない、こうでもないと、何度も何度も着直して、2時間近くかかってやっと終了。思ったよりもきれいに着ることができたので、そのまま鏡の前でうろうろしていると母が帰って来た。初めてにしてはなかなか上手だと誉められたけれど、反省点はいくつかあった。
1、長襦袢をきちんと着られていないので、衿を抜いたつもりが着物を着ているうちにどんどん開きが狭くなってしまった。着崩れを防ぐためにも、長襦袢はビシッと着なくてはならない。
2、お端折が長すぎ。10cmくらいはあった。腰紐はもう少し上に巻くことにする。
3、お太鼓が少し縦長すぎた。もう少し小さくまとめる努力が必要。

祖母や母は、慣れれば15分で着られるようになるというけれど、1時間45分の短縮に後どれだけの日数を要するだろうか。せめて30分くらいで着られるようになりたい。それにはやはり、練習、練習、練習、だろうか。頑張ります…。

Comment

自分で着るようになれば、苦しくなることはないよ~。
がむばれ~
■ちょいさん、
今後のためにも、ちょっとがむばりますわ。
応援ありがとう。
  • 2005/07/11 15:36
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