香港人とG

  • Day:2005.08.15 12:37
  • Cat:本堂
8月15日 (月)   曇りときどき

おばあちゃん、誕生日おめでとう!

久しぶりに嫌な夢を見た。もう、夢を見ながら「うわっ!出たよ。ヤダな~。頼む、間違いであってくれ」と神頼みするくらい嫌な夢。賢明なbonbon堂熟読者の皆さんは、もう何が出たのかお判りですね?いや、一体何匹出てきただろう。生きてるのと死んでるのと、とにかくたくさん出てきた。嗚呼、思い出しても体が強張るようなこの不快感と言ったら!
Gが、出た。それも、ワモンがたくさん出てきた。嗚呼、ワモン様、お願いだからうろつくのは現実の世界だけにしてください。私の夢にまで出てきてくださらなくてもけっこうですから。そのお心遣いも迷惑というもの…。オガサワラ君とかタイワン君だったら出てきてもあまり不快ではありませんが、ワモンだけは嫌!あ、クロとかアズマとかチャバネーゼも嫌だわ。

DSCF1391-2.jpg何でこんな夢を見たのかと言ったら、原因の一端はSouth China Morning Postにある。絶対にある。それと言うのも数日前、City版(地元密着型の記事が集まったもの)に写真のような記事があったんです。「家庭内の害虫の予防対策」といったような内容でした。右上の角と、真ん中辺りに切り取ったあとがありますが、ここに、ワモン様の肖像がドドーン!と、載せられていたのでございます。右上はかなり大きく切り取られていますが、これだけ大きな肖像写真だったのです。あの恐ろしげなお顔だけではなく、お身体まで入った全身像。中ほどの部分には、上半身の写真がありました。これだけではなく、新聞の表紙(?)にも、この記事の紹介として、見出しと並んだワモン様の写真がありました。
新聞を袋から取り出して先ずあの写真を見たときのあの恐怖!思わず新聞を取り落としました。写真を塗りつぶすためのマジックが見つからなかったので、仕方なく裏側からその部分を切り取りました。
「どうしてこういう気持ちの悪い写真を平気で一面に載せるのか、香港人の感覚ってさっぱり解らないわ。腹立たしくもあるわ。この写真にショックを受けているのは私だけではないはずよ」
と、ひとしきり殿相手にぶつぶつと文句を言って、これで一安心と、Cityの部を手にとって今日の占いを見ようと広げたその瞬間、

ぎゃーーーっ!

思わず乱暴に新聞を閉じて(床に落ちたときにそれが見えっぱなしにならないようにという瞬時の判断)投げ捨ててしまいました。それが、私が大きく切り取らざるをえなかったあの特大ワモンだったのです。寿命が確実に3分は縮まりました。心拍数が跳ね上がったのを感じながらその写真に触らないようにして新聞を取り上げ、私のほうからは見えないように殿にそれを見せてどういった内容の記事なのかを聞くと、「害虫について」と答えるじゃありませんか。大して面白くもないものだったらそのまま読まずに処分してしまおうと思っていたけれど、害虫?面白そうじゃないの、え?…読みたい。そこで、またはさみを持ち出して、裏側から2箇所におわすワモン様を切り取り、心の平静を取り戻したのでした。正直に言えばそのはさみも汚らわしいので一緒に捨ててしまいたかったけれど、そこはなんとか自分を抑えました。

私は、声を大にして香港人に問いたい。あなたたち、家庭にいるGは、気持ち悪くないのですか?汚いという感覚はありますか?彼らを見ることに不快感を覚えはしませんか?
こんなに必要以上に大きな写真を載せるくらいだから、そういった感覚はないのでしょうか。他にも害虫の記事で紹介されたのはあるんだから、どうせならネズミとかアリを拡大して欲しかった。
香港人は(中国大陸の人もだけれど)、駆除が屋外で行われた場合、Gの死体もその場に放っておくようですが、死んでりゃいいってもんじゃありませんよ。その死体にもGがよって来るんだよ。きゃつ等にはカニバリズムもスカトロも、お茶の子さいさいなのよ。そんなことも知らんのかぁ~!(怒) だからこそ、コンバットなどといった放置型殺虫剤が功を奏すんだろうが!

と、ひとしきり憤ってみましたが、Gをここまで毛嫌いするのって日本人だけ?私の経験と調査によると、欧米人はGを日本人のようには恐怖しません。彼らはネズミの方がよっぽど恐いと口を揃えて言います。Gは汚いけれども恐くはないのだそうです。日本人以外のアジア人はどうなんだろう?残念ながら、今まで中国・香港人を含め彼らとそういった会話を持つことがなかったので調査ができていませんが、旅先などの光景をもとにした私の予想では、彼らも欧米人と同じような意識でしょう。西洋の皆さんは、クモも嫌なんだそうです。アジア各国のお友達のいらっしゃる方、その辺のことを聞いていただけないでしょうか?

でもさ、感覚はどうあれ、審美的な理由だけではなく衛生的な理由からも、Gの死体処理はちゃんとして欲しい。こんな家賃の高いところの入口にも、死体が転がってたりして、注意しても横に退けてあるだけだったり、意識改革が必要です。SARSのときの教訓は、どこ行っちゃったのかしら。

Gが夢に出てきたということは、近々何か不愉快だったり不都合だったりすることが起こるという前兆。あれは、きっとタガメだったんだ。Gによく似たタガメだったんだ…。そう言えば、ワモン様とタガメはよく似てるしな。

Comment

■馬迷さん、
おおお?これ、すごく読んでみたい!
星新一…、あらぁ?何か短編を読んだことがあるような気がするんだけれど、思い出せない…。なんだったか?
おーい、檸檬ちゃん、星新一って日本語で読まなかったっけ?(ってか、これ読んでる?
それともあれは中学の日本語だったかなぁ…。たんなる勘違いか。あれは阿部公房だったような気も…(以上、独り言
こんちわ。
bonbonさんの通ってた学校だと
星新一なら、深い深い穴になんでも捨てちゃう
『お~いでてこい』あたりを中学の「日本語」で
読んでいそうな気がします。

安部公房を読んだのは高1のときですよ。
『飛ぶ男』という作品でした。
痛く感動し、その後安部公房にハマリました。

・・・檸檬さんを出し抜いてしまった。
  • 2005/08/15 23:38
  • みの
  • URL
■みのさん、
えーっと、私が最初に思いついた「みの」さんという認識で宜しいのかしら?高一のときの「飛ぶ男」をご存知だというあたりからしての予想なのですが。みのちん。または熱狂的なファン?(笑

そうですか。「お~いでてこい」ねぇ。これは読んだ覚えがない気がするので、じゃあ私の勘違いかな。
中学の日本語で読んだ阿部公房を思い出したよ。「公然の秘密」ってやつ。痩せこけた象が出てくる話で、初めて聞いた「公然の秘密」という言葉がそのあとしばらく私の中で流行ったの。中学3年生だったはず。
「飛ぶ男」は良かったねぇ~。「読む」ってことの面白さを発見させてくれた作品。私もあれで安部公房にハマったわ。
はっ、出遅れた・・・。

星新一、確かに日本語で読んだ気がする・・・けど、どれだっけね?

でも一般の小学校だか中学校の教科書にも星新一載ってたな。なんか花がバイバインで繁殖するやつ。そして地球は宇宙人に乗っ取られるのだ。
■檸檬ちゃん、
なに?公立の小学校で?
もしや…、学芸会でやった劇が星新一だったか?宇宙人が出てきた。私は宇宙人の台詞いっぱいの役を逃して、台詞がひとつしかない地球人をやらされたのよ。
日本語でやった気がしないでもないけれど、高校ではやってなさそうね。高校の日本語と言えば、もういちど連句をやりたいなぁ。もう一度授業も受けたいなぁ。あんなに集中して読むことってもうないものね。今、夏目漱石や安部公房をはじめいろんな小説を読んでも、あのときのように繰り返し何十回も読み直すなんて、もうできない…。
ごめんごめん、肝心のGの話しより星新一の話題で盛り上がってしまいましたね。
初めて買った文庫本は小学生の時の「エヌ氏の遊園地」(講談社文庫)でした。

阿部公房といえば「砂の女」。
しかし、森鴎外といい阿部公房といい、お医者さんの文章というのは華美なところなく淡淡とえぐってきますよね。(渡辺淳一はどうなのかわかりませんが。)

>バイバイン

ぎゃー、なつかしぃ。バイバイン~。
  • 2005/08/17 09:46
  • 馬迷
  • URL
■馬迷さん、
アラ、宜しいんですのよ。一つのところから話題が広がるのが、会話の楽しみ。しかも、思わず同窓会(3人だけど)みたいになって楽しいです。

私がはじめて読んだ文庫本は、星新一とはさっぱり関係ないけれど、「クレヨン王国」シリーズであったように思います。

「砂の女」、いいですねぇー。私はね、「人間そっくり」なんか好きです。「燃えつきた地図」も良かったなぁ。中学校の国語の時間に読んだ「公然の秘密」も良かったし、なんと言っても思い出深いのは、前述ですが、高校の国語で読んだ「飛ぶ男」です。短編なので、何十回も読みました。「箱男」も悪くなかったなぁ。嗚呼、安部公房…(涙

ところで、「バイバイン」というと、私はドラえもんの道具です。
ぎゃー、「安部」だよ、「阿部」じゃなくて。
「あべこうぼう」ってフルネーム変換したら「阿部公房」ってでて考えもしないで送信しちゃいました。うう、恥ずかしい。

うん、馬迷も「バイバイン」といえばドラえもんです。
あのラストシーンには子供ながら考えさせられました。
ヒトの際限ない物欲とは恐ろしいものだと。
  • 2005/08/17 10:35
  • 馬迷
  • URL
■馬迷さん、
今からでも遅くありませんよ、名前や日付の横にある[編集]をクリック!パスワードを入れてあれば、編集できます。

嗚呼、バイバイン。私はそこまで深く考えずに、ただただ、こんなものがあったらどんなに好いだろう…と、夢見心地でした。
バイバイン。そうドラえもん。

どんなに可愛いドラえもんを使おうが、ちんぷんかんぷんな数学は、相変わらずちんぷんかんぷんなのだ、と声を大にして言いたい。>あたしたちの数学教師
うわーん、編集できないよぉ。
ま、いいや、残しておいてください。

こわいじゃないですか、バイバイン・・・。
今も暗い宇宙のどこかでお饅頭だかなんだかが音もなく増え続けているんですよぉぉぉ。
  • 2005/08/17 17:59
  • 馬迷
  • URL
■檸檬ちゃん、
ああー、懐かしいわ。数学なんていう学問もあったわねぇ。
かの数学教師、今頃どうしていらっしゃるでしょう。でもさ、今思うといじめすぎたよねぇ。(特に私)  若気の至りっての?反省しちゃうわ。Hさん、ごめんなさい。ドラえもんのバイバインを使っってみたり、オウムガイを使ってみたり、彼女なりに工夫してたんだよねぇ。

■馬迷さん、
おや?編集できないと。おかしいなぁ、私は自分のコメントは編集出来ますよ。最初に入れたパスワードと合っていないとダメなんですが、最初からパスワード入れてないのもダメです。

そうか、宇宙のどこかで今も増え続ける饅頭…。(想像中
ロマンチックだな。
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