着物合宿

2月11日 (土)   晴れ    真っ白け。スモッグか?

昨日の夜、心の友、檸檬ちゃんがやって来た。ただ単に遊びに来たのではなく、今回は合宿。二つも大きな任務があっての来港である。

1、バレンタインデーのチョコレートを使ったチーズケーキを作ること
2、着物の着方を少し覚えること

一晩で、なんと見事二つの任務を遂行を果たし、最後は図らずもトリノオリンピック開会式まで少し見てしまった。眠いよ。
チョコレートチーズケーキの方は、彼女のバレンタイン用なのになぜか共同作業だったんだけれど、思ったよりもずっと簡単で洗い物も少なく、しかもなかなか美味しいと来たもんだ。是非今度私も作ってみようと思う(うちはバレンタインデーに特に何もしないので、そのうち)。

着物のほうは、ケーキよりも少し大変だった。

帯揚げ檸檬ちゃんは、一応一式揃えて日本から持ってきたのだけれども、昨日になって腰紐が2本しかないことが判明。長襦袢が長すぎなければ腰紐二本でもできるんだけれど、それは完成したときの話であって、帯を締めるときの仮紐として使える紐が、着付ける途中ではあと一本ほしい。仕方がないので、余分にあった半衿や、うちにあった料理用のタコ糸などを駆使した。
さらに、体型を補整する物が何もなかった。私はいつも補整下着をつけるし、そういうものを持っていなかったときにはサラシとタオルでやっていたのだけれど、残念ながらここ香港の住まいには、タオルはあるけれどもサラシがない。胸もお尻も小ぢんまりとした人なら問題ないのだけれども、(着物を着る上では)残念なことに、檸檬ちゃんはお尻はともかく胸はちっとも小ぢんまりとしていないのだった。さらに腰も細め。一回目はなんとかタオルを一枚使って補整してみたけれども、やっぱり胸も補整して(潰して)いないと衿元が崩れやすい。

私は自分では着られるようになったものの、それだっていっぱいいっぱいでやっているような状態なので、とてもじゃないけれど人に着付けることはできない。だから今回も、檸檬ちゃんに着せてあげるのではなく、私が母にそう習ったように、喋る教科書として時折手をとりながら手順を説明するだけ。

それでも一回目は手を出すことが多かったけれど、2回目はなるべく口だけ出すようにした。ダイナマイトな檸檬ちゃんの胸をどうするか考えあぐねた結果、他にどうすることもできないので、台所の手ぬぐいを巻いて胸を潰して上からタコ糸を巻いてとめた。もし自分だったとしても、同じようにしたはずだもの。見た目はちょっとアレだったけれども、何もしないよりはずっとマシだ。
そうしたら、一回目に比べて衿元がずっときちんと決まるじゃないか。やっぱりグラマー族にとって胸の補整って大事だわぁ~。
胸のほうはスポーツブラでいけるとして、腰が問題だな。補整タオルを自分で作るように言っておいたけれど、檸檬ちゃんは職業婦人で忙しいからなぁ。材料は香港で揃いそうだし、作ってあげようかな…と仏心がムクムク。どんな見返りがあるかしらぁ~♪(ちっとも仏心ではない)

喋る教科書役は思った以上に大変だった。自分でやるときには、結構身体が覚えている部分も無きにしも非ずなので「次はああして、その後はこうで…」なんてあまり考えずにいるんだけれど、いざ他人にそれを伝えるとなると「ええーっと、この後はどうするんでしたっけ?」と自問自答することも多かった。特に帯を締めるとき。全く、頼りない教科書だな。

着物を着ること自体はそんなに複雑な作業ではないから、昨夜の2回で手順は分かったはず。おはしょりの始末とか、腰紐を結ぶ高さの調節とか、そういうことは本人が練習を繰り返して感覚を掴み取っていくしかないんだけれども、是非挫けずに頑張ってほしい。
帯も大変だけれど、頑張ってくれ。あれって、年をとって肩が硬くなっちゃったりしたらどうするんでしょ。前で結んでぐるっと回す方法を取るのかな?あれは、回すときに衿元が崩れたりしないんだろうか。

で、着られるようになるといきなり物欲が湧いてくるという、そのあたりに彼女も引きずり込むことが出来れば、私としては万々歳である。(イヒヒ…

Comment

お、(欲の絡んだ)仏心発見!うふ、流石bonbon♪待ってるわぁ!(どんな見返りが欲しいの?私に出来ることは非常に限られているけど?)

姿見が無いのであれからおさらいができず・・・。早くもう一度着てみないと忘れちゃう!やっぱりIKEAの鏡を抱えて帰る必要があるか知らん?

楽しかったね、合宿♪また殿ご不在の際はお知らせを♪
■檸檬ちゃん
あ、補整ほしい?じゃあ作るわ。
作ったことないから、上手くいくか分からないけれどもね。
そうねぇ、どんな見返りがいいかなぁ。じっくり考えておきますわ。
早いとこ姿見を手に入れて、おさらい頑張ってー。忘れる前に。
  • 2006/02/14 10:40
  • bonbon
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こんにちは。興味を持ちましたのでこちらにもお邪魔させていただきました。
bonbonさん、着物にお詳しいんですね!
私は本を見て適当に着ているので、いつもきれいに着ることがなかなかできません。
やっぱり胸が災いして襟元が崩れやすくなってしまいます。
さらしなんかで潰したほうがいいんでしょうか?
そうすると苦しくなって、ご飯とか食べれなくなりませんか?
  • 2006/02/14 12:04
  • Chizuko
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■Chizukoさん、歓迎光臨☆
bonbon堂へようこそ!

いいえ、興味があるのでいろいろと読んだり見たりしてはいますが、ちっとも詳しくありません。着付けも教室へ行って習ったわけではなし。着付け教室に通った母と、子供の頃から着物で過ごしている祖母が私の先生です。
本で紹介されている着かたを見れば一通りの手順はわかると思いますが、やっぱりどうしても口で教えてもらわないと解りにくいことや、ちょっとしたコツなんかもあったら、呉服屋さんなどはわかりませんが、着物の古着屋さんでは、店員さんに質問すれば着付けを教えてくれるところもあるようですよ。

Chizukoさんが豊かな胸の持ち主でしたら、胸は潰した方がきれいだし、着崩れも防げます。私は和装ブラジャーを使いますが、サラシでもかまいませんし、スポーツブラでも良いと思います。あんまりきつくすると苦しいので、サラシを巻くときにはぎゅうぎゅうにしないように。
「着物 補正 胸」とかで検索すると、簡単な材料で作れる胸の補正下着の作り方が出てきますよ。
私は、和装ブラジャーと腰周りの補整パッド類を使います。両方とも既製品ですが、檸檬ちゃんに補整タオル(腰周り用)を作ってあげる予定であるように、タオルを使って簡単に作れるようです。

胸の補整をしたら、長襦袢の衿を合わせるときに少し深めにあわせて、胸を包み込むようにすると崩れにくくなります。長襦袢をきちっと着ることも、着物をきれいに着るコツです。長襦袢が崩れると、すぐに上も崩れてしまいますから。

ご飯が食べられなくなるのは、私の場合は胸よりも胃の辺りの締めつけです。お腹は空くのに、食べるとすぐにお腹いっぱい・・・と言うか、苦しくなってしまいます。慣れることも大事だと思いますが、帯を締めるときにあまり苦しくならないコツがあるようです。帯の上よりも下のほうをきつめにするんだそうです。私はいつも挑戦はしますが、なかなか上手くできません。
  • 2006/02/14 15:27
  • bonbon
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着付けの大変丁寧なアドバイス、ありがとうございます!!
感激です~!
そうなんですよね!本で一通りの着方はわかるのですが、きれいに着るコツがつかめなくて・・・
襦袢をきっちりと着るのが大事なんですね。

人に着付けてもらったときには、胸と胴回りの差をなくすために胴にタオルをたくさん巻きつけましたが、それではまるでドラム缶・・・でした。(腹ももともと出てるので・・・)

藤原紀香さんとか小池栄子さんとか、胸の大きな女優さんもドラマ大奥ではとてもきれいに着物を着ていらっしゃいますね。(ま、あたりまえですが・・・)
  • 2006/02/14 22:38
  • Chizuko
  • URL
■Chizukoさん
どういたしまして。お役に立てれば嬉しいです。

では、胸を潰して、さらに潰した胸とお腹の間の段差に少し細めの補整タオルを巻いてはいかがでしょうか?要するに段差が小さくなるようにすれば良いのだし…。「タオル伊達締め」とか「帯下締め」とか呼ばれるようですが。作り方の紹介をしているところがいくつかあるようですが、ここでリンクして良いものか判断しかねますので、検索してみてください。
着物の下着姿って、長襦袢の下は本当になんだかみっともないですよね~。(笑

>藤原紀香さんとか小池栄子さんとか・・・
プロが着付けているのでしょうからね。到底かないませんよ。
  • 2006/02/14 23:02
  • bonbon
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  • 2006/02/13 15:53
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