映画観ました

  • Day:2007.01.15 13:02
  • Cat:書房
1月15日 (月)

皇室の歌会始が行われました。今年のお題は「月」。

年ごとに
月の在りどを 確かむる
最旦祭に 君を送りて

皇后のお歌


なんて美しい歌を詠まれるのか・・・!さすがは美智子様だわ。今年も美智子様に少しでも近づけるよう、私も人間を磨こう。
最近、映画を2本観ました。いつものように、私なりの批評をサラッとしてみたいと思います。

The Holiday■The Holiday
出演:ケイト・ウィンスレット、キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック
★★☆☆☆
出演している人はみんな好きなんだけれど(特にケイト・ウィンスレット)、脚本が悪いのか、演出が悪いのか、監督が悪いのか、イマイチ面白さが伸びないような感じがしました。

キャスティングが悪いんだなとも思うのですが、事前に読んでいた批評のとおり、キャメロン・ディアスとジュード・ロウのカップルはあまりにも不自然。「お似合い」とは言いがたいような・・・。
でね、ジュード・ロウのキャラクターは出来すぎ。他の人が遣ったんならまだなじんだのかもしれないけれど、彼が遣るには似合わない役。やっぱりジュードには、「アルフィー」みたいなほうがしっくりくるように思えました。

ケイト・ウィンスレットとキャメロン・ディアスの役柄は、まあそれぞれそれなりにはまっていたと思うけれど、もったいなかったのはジャック・ブラックでした。
ジャック・ブラックは、コメディをやったら本当にとても良いのだけれど、この役では彼の才能と実力が発揮されず、もどかしさすら感じます。こんな役なら、他の人を当てればよかったのに。。

そういうわけで、ミスキャストが映画の面白さを奪ってしまったという感じ。しっくりこないので、そっちに気が行って、映画に入り込めませんでした。お話としては、決してつまらないものではないと思うのになぁ~。
しかもこの映画、内容の割には長い!2時間以上です。


戦場の星条旗■Flags of Our Fathers
出演:いろいろ
★★★★☆
アメリカの戦争映画なのに、アメリカ主義というような感じがなく、純粋な戦争映画としてとても良かったと思います。お見事、クリント・イーストウッド!
お涙頂戴場面もないし、無駄な恋愛話もないし、非常にすっきり。そういうものなくしても観客をひきつけられることが出来るんだという、とてもよい手本だと思います。演出・脚本・監督が良いと、こういうことが可能になるんですね。多くのハリウッド映画に見習ってもらいたい。
BGMも、音楽で無理やり盛り上げるような違和感がなく、本当に観ていてお話に引き込まれるような映画であったと思います。

私は個人的には、戦場に赴く兵士の立場にしてみれば、戦争にどちらが善でどちらが悪かとか、どちらが加害者でどちらが被害者なのかとか、根本的にそういう線引きはないと考えています。
戦争は、政治・外交の失敗の最悪の形であって、どの国の兵士もそういう意味で被害者だと思うからですが、この映画はアメリカ側の視点で描かれているにもかかわらず、反日というような感じが少しもなく(そりゃ蔑称は出てきますが、それはしかたがない)、日本人としてみていても居心地の悪さを感じるところが少しもありません。

是非、日本側の視点から描かれた「Letters from Iwo Jima」も観てみたいのですが、これは香港で公開されるんでしょうかねぇ。歴史や香港人の感情なんかを考えると難しいような気もするんですが、その辺は言論の自由、民主主義で乗り越えて、是非公開してほしいものです。

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