釣魚翁を目指せ!(本編)

2月9日 (金)   晴れ

これは、一昨日(7日)の出来事です。
この前に序章がありますので、興味があればお読みあそばせ。

山道開始

道路の脇の階段を上がると、こんな風に山道が始まります。
こんな階段をしばらく上がっていくとだんだんと視界が開けて、清水湾エリアの美しい海が見えるようになります。
視界が開けてしまうと、後はもうそんなに登りはありません。高原歩きのような感じになります。ま、それでも少しは登っていきますが。

標高が高くなればなるほど、景色がより美しいものに変わっていきます。今回は晴天で適度に風があり、ガスもそれほどかかっておらず、本当にお天気に恵まれました。きっと、みんなの日ごろの行いが良いせいね。

今日の目標

景色を楽しみながら登っていくと、今回の目標が見えてきました。写真の中央下に見える、三角形の頂点が、今回の目標です。ここから見るとたいしたことないように見えますが、それは大間違いもいいところです。

まっ逆さま!
(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル

さて、この三角形の頂点へ行くには、普通のハイキングコースからそれて、「DANGER・この先危険」マークを無視して進まなければなりません。
本当に、そんな命取りなコースなんだろうか。ハイキン(グ)部って、そんな命知らずな集まりだったかしら・・・。と思いながらも、「ま、ダメそうなら戻ってくれば良いよ」とあくまでもお気楽極楽モードで危険コースに分け入っていきました。

香港のトレイルというのは、大体が舗装されて歩きやすくなっているのですが、ここは違います。肩の高さまでうっそうと茂っているし、足元も一人分(約30cm)程度が踏み固められているのみ。
しかも途中は、少しでも足を踏み外したら断崖絶壁からあの看板のようにまっ逆さま!という恐怖の場所すらあり、残念ながら写真を撮っている余裕はありませんでした。

だんだんと全貌が見えてきます

そんなところをしばらく歩くと、いよいよ釣魚翁の全貌が見えてきました。
標高は344メートルとたいしたことありませんが、この写真でもうっすら見えるように、頂上に向かって直球勝負です。回り道なし!急がば回れと言うことわざは、香港の山にはないようです。こんなところからも香港人の性格が垣間見えたりします。

さて、ここから先はあまりにも危険であったためにカメラをリュックにしまっちゃったので、頂上まで写真はありません。
だってね。なんだかちょっとしたロッククライミングみたいな、そんなコースでしたよ。下から見上げると、「なんじゃこれは?」と思わず口にしてしまうような、頂上到達と同時に悟りが開けるのかな?とか、修行とか、軍事訓練とか、そんな感じの道。
ハイキン(グ)部の活動でも未曾有の険しさでした。こんなコースの提案をなさったのは、ハイキン(グ)部唯一の体育会系・Rさんでした。

もう、とりあえず一岩・一岩登っていくしかありません。参加したのを後悔している余裕もなし。目前の岩を一つ一つ超える。「今を生きる」っていうのは、ああいうことを言うのかなー?

このロッククライミングも距離としてはたいしたことないんですが、途中休憩を挟んでやっと頂上に到達!

三角地点から西貢方面を望む

ほれ、御覧なさい。これが頂上の三角ポイントです。背景は西貢方面。美しい景色ですね~。
ここでしばし休憩。記念写真などを撮って、飲み物+おやつタイムとなりました。
わたくしは、ここまで来る緊張と恐怖でおやつを持ってはいたものの食欲はなし。持参したポカリスウェットをちびちび飲むだけ。そして、迫り来る下山の恐怖と戦っておりました。

香港のような舗装されたハイキングコースだと分かりにくいのですが、実は、日本でいう普通の山道みたいな場所では、他人が呆れるほど下山が苦手なのです。滑って転んだら・・・という恐怖に襲われているため、歩幅がやけに小さくなり、無駄な場所に力が入り、きっとそのせいで重心もずれていたりするのでしょうが、転ばないまでも滑ってヒヤッとしたり、さらにそれが私を更なる恐怖のスパイラルに陥れ、ちょっとした坂道を降りるのにもすごい時間がかかったりします。
自分ひとりなら日が暮れようが夜が明けようが、マイペースに一歩一歩下りていけばよいのですが、同行者がいるとなるとそうはいきません。迷惑をかけないようにしなくては!というプレッシャーが発生します。

ここまで来るのにあんな道(とも言えない道)だったんだから、下りるのも同じような条件の道(とも言えない道)に違いない。でも、なんとか頑張って下りなければ・・・と、このような恐怖と戦っておりました。

清水湾を望む

ところで、頂上からの景色は本当に素晴らしかったです。まさに、360度の絶景!
これは、中でも殊に美しかった清水湾です。

景色を楽しんだ後は、恐怖の下山の開始です。私は文字どおり四肢を使って下山しました。とっても怖かったです。

将軍澳埋め立て中

この釣魚翁コースは、この後さらに清水湾半島の先っぽのほうまで続くのですが、名誉部員の私の気力と体力が心配され、このままバス通りへ出るという選択がなされました。各部員の温情に満ちた賢明な選択に感謝いたしたしだいです。

バスに乗ってからやっとひしひしと達成感が沸いてきましたが、同時に恐怖が去って安心したためにお腹も空いてきたわたくしでありました。

私はもうあんまり行きたいとは思いませんが、山が好きな方にはおすすめしたいコースです。(説得力ないだろうな・・・)

Comment

ROBIぷれぜんつ☆ハイキン(グ)♪
楽しんでいただけたようで満足です(゚∀゚)イヒ
あと半分あるからね☆
  • 2007/02/09 17:27
  • ROBI
  • URL
  • Edit
■ROBIプロデューサー
お疲れ様でしたっ!
後半分あるんでしたね。でも、この間みたいにはきつくないだろうな。
そっちも行って、このトレイル征服しましょう。
  • 2007/02/09 17:45
  • bonbon
  • URL
  • Edit
お疲れ様でした~。
bonbonさんの写真はいつ見ても素敵☆
私の撮った写真は、まだカメラの中です。。。整理しなくちゃ。
あ、お正月飾り撮影はいつ行きましょうか?

ところで、昨日双眼鏡で確認したところ、
釣魚翁は我が家からは見えませんでした。。。
高さが足りないようです。残念。

  • 2007/02/09 18:02
  • shell
  • URL
  • Edit
■shellさん
あら~、そんなお褒めいただいて・・・。
お正月飾りの撮影は、来週中でshellさんの都合に合わせます。
充実したハイキン(グ)でしたね。
  • 2007/02/09 19:47
  • bonbon
  • URL
  • Edit
初めまして!『香港なんでもケンショウ堂』へもお邪魔している、悠と申します。bonbonさんの記事いつも楽しく読ませて頂いております。
この釣魚翁のルートとても興味あります。出発起点はどちらからなのでしょうか?今度香港へ行く時の参考にしたいと思います。
東京にいるとハイキングなんて時間とお金(交通費)が掛かって気楽に行けませんので、香港が羨ましい限りです。
香港では厳しくないルートを選んでいる軟弱者ですが、行ってみなくてはわからないものですね。「こんなはずじゃなかったのにぃ」と愕然としたことが沢山ありました。(その例が飛鵝山、ほんとに死ぬかと思いました。)
長々とすみません。これからも宜しくお願いいたします。
  • 2007/02/10 11:11
  • URL
■悠さん、歓迎光臨☆
bonbon堂へようこそ~!

はじめまして。楽しくお読みいただいているとは、嬉しい限りです。
>出発起点はどちらからなのでしょうか?
あ!肝心なことを書くのを忘れていましたね。
出発点: 五塊田
      (ダイヤモンドヒルから91番バス、または寶林から19番ミニバス)

香港は、本当にどこへ行くにも時間もお金もかからずにすみますね。
香港生活で好きなところのひとつです。
確かに、実際に行ってみないと分かりませんよね。
ま、地図を見て、トレイルが等高線と直角に交わっているのは
きつそうだな~くらいの予想はつきますが、(香港てそんなコースばかりだし)
実際どれくらいきついのかは、分からないですよね。
「飛鵝山」って、うちから見えます・・・。心臓破りの長距離急勾配ですね~。

こちらこそ、これからもよろしくお願いいたしまする。
  • 2007/02/10 11:59
  • bonbon
  • URL
  • Edit
やー、楽しかったですねえ
ハイキン(グ)に興味がおありのみなさま、そんなに危険な部じゃございませんよ。ふつーの人には、いたってふつーの行程です(にっこり)
楽しい楽しいハイキン(グ)です。ご安心くださいませ
みなさまのご参加お待ちしております(^^)
  • 2007/02/11 03:09
  • 女子マネ
  • URL
  • Edit
絶景ですね。あの三角地点に行く手前は
少し怖そうだけど、いつか挑戦してみます

今日みたいに霧がでてたらこだめですね。
■女子マネさま
とても刺激的で充実した活動でした。
さすがは少林寺拳法です。修行かと思っちゃっいましたよ。
後半分も、ぜひ制覇しましょう。

■bonbonssaさん
本当に絶景でございました。
お天気の良い日に、ぜひ挑戦なさってね。
Comment Form
非公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。