悪女

2月11日 (月)   曇り

樹
<樹>

♪マリコの部屋へ~
 電話をかけて~
 オトコと遊んでる芝居
 続けてきたけれど

中島みゆきの数ある名曲のうちの一つ、「悪女」です。
私は彼女の歌がけっこう好きで、カラオケなんかでは必ず歌いますが、これもそのうちの一曲。
この歌について、大好きズキズキ☆発言小町で面白い議論がなされています。
中島みゆきさんの「悪女」の解釈

トピ主さんは、大学生の娘さんと高校生の息子さんを持つ40代の女性。
子供と3人で冒頭の「悪女」の出だしの部分の歌詞の解釈について話し合ったところ、トピ主さんと子供たちの解釈にズレがあった・・・と、そういったことです。

詳しくは、トピックそのものを読んでいただくことにして、話を進めます。
「悪女」の歌詞全体は、コチラでご確認ください。

私の解釈では、「悪女」は、中島みゆきの他の歌と同じように男女の恋愛の終わる頃を歌った曲ですが、女の優しさが強く表現された作品です。

歌全体を見ると、ハッキリとした登場人物は、
 ・この歌を歌う主人公
 ・マリコ
 ・あなた
の3人で、主人公は「あなた」との別れの頃にあります。(恐らくは、お互いにこの関係に限界を感じ始めている頃)
ただ、自分から別れるのではなく、悪女(男遊びをしている)の振りをして、「あなた」の方からわたしに愛想をつかして別れを切り出してほしい・・・という感じの歌。

どうして悪女の振りなんかするのか、どうして自分から切り出さないのかというと、主人公は「あなた」のことが好きなので彼を傷つけたくないから。好きなんだけれども、私では「あなた」を幸せにできないから、早く「あなた」に相応しい他の女性のもとへ行ってほしい。
そして、「あなた」にも他に好きな女性がいるのを主人公は分かっている。でも「あなた」は優しい人で普通には別れを切り出せないから、自分が悪女の振りをして、彼が愛想を尽かすのを待っている。
一方、マリコというのは主人公の友達で、「あなた」のいるところで他の男性に電話をかける振りをしているけれども、実は電話の相手はマリコだ・・・と私は思っています。
高校生のころに初めてこの歌と出会ってからずっとこの解釈できました。

というわけで、出だしの歌詞の部分は
 「あなた」のいる場所で誰かに電話をかけて、
 他の男性に電話をかけている芝居をしている

 (電話の相手はマリコ。芝居に付き合ってもらっている)
という解釈です。

もう、何のひねりもなく、歌詞をさらっと読んだそのまんまの解釈ですが、このトピックでいろいろな意見を読んでも、私はやっぱりここはこの解釈でしか捉えられません。

しかし歌詞全体の解釈では、いろいろな人の意見を読んで、「なるほど。そういう解釈もあるのね~!」と、目から鱗が落ちるような思いでした。
中には、私にはどう考えてもそういう解釈はできないわ・・・と思うようなものもあり、どうりでお互いに日本語を喋っても全然通じ合えない人たちがいるわけだ・・・という再確認にもなりました。

久しぶりに、面白いトピックでした。

Comment

私もこの歌は好きで、カラオケでよく歌います。
今度ハモりましょう。

で、わたしの解釈・・・
あえて「発言小町」のいろいろな意見を読む前に書かせていただきます。

「わたし」が電話をかける相手はマリコである。
しかし、その場に「あなた」の存在はありません。
あくまでも マリコと「わたし」のみ。
「わたし」は延々とマリコに対し、「いろんな男性に口説かれてる」とか、「昨夜も彼以外の人と盛り上がっちゃってさ~」なんて吹聴してるのだと思ってました。
平たく言えば、嘘ですな。
居もしない遊び相手を作りだして マリコに対し『「わたし」はこんなに悪女なのよ。決まった人がいるにもかかわらず遊び歩いてるのよ、だから彼が貴女のところへ行ってしまってもなんの不思議はないのよ』と言ってるように思ってました。
彼に対しても悪女のふり、マリコ対しても悪女のふり。
あっぱれ。

では これから発言小町へ行ってきます
  • 2008/02/11 18:43
  • うらら
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■うららさん
なるほど~。小町の方にも、うららさんと同じような解釈の方がいますね。
つまり、「わたし」はマリコとあなたと、双方に芝居をしているということですね。
しかも、あなたの新恋人は、マリコ。
私は、こういう風には考えたこともなかったので、面白いです。

レスの中ほどで、数十年前に中島みゆき本人がラジオで回答したのを
聞いた人が出てきますが、それを読んでまた
「ああー、なるほど!」と鱗がボロボロ落ちました。
現在の恋人の「あなた」と、
 ♪帰れるあての あなたの部屋も~
の「あなた」は同一人物ではないということでした。
みゆきさんの回答では、全体的な解釈は
私のそれとはまた別のものでしたが、そう思ってこの曲を改めて歌うと、
また味わい深いものがあります。

しかし音楽というのは、他の様々な芸術作品と同じで、
受け手の心(解釈)があってこそ成り立つものだと思うので、
どれが正解ということもありませんね。みんな正解です。

やー、久しぶりに面白いトピックでした。
  • 2008/02/11 21:52
  • bonbon
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な、なんと。
bonbonさんもうららさんもこの歌が好きだとは・・・!
歌詞の解釈の前に、その事に驚いた!
この歌は私も好きですよ~。カラオケでもよく歌います。
みゆきさんの音域が私に合ってるみたいで、歌いやすいんだよね~w

ところで、歌詞の解釈。
いろいろあるんですねえ。。。びっくり。
私はbonbonさんと同じ解釈でした。発言小町を読んだ今もそうだけど。
でも、♪帰れるあての「あなた」の部屋も・・・のくだりは
深く考えたことがなかったけど、
確かに恋人とは違う「あなた」だと考えるとしっくりくるかも~。
  • 2008/02/11 22:29
  • shell
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■shellさん
あ!みゆきファン、さらに発見!!
香港にCDを持って来ていないのだけれど、久しぶりに聴きたくなっちゃった。

他の人が、同じものをどう読むのかって面白いよね~。
  • 2008/02/11 22:58
  • bonbon
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きのうもも代さんが、中島みゆきみたいな電話するはずだったの。
それで月亮が小町とか芝居しなかったよ。
■もも代さん
ええっ!もも代さんも悪女の芝居を打つはずだったの?
侮れない、ブログペット・・・。
  • 2008/02/13 11:18
  • bonbon
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もも代さんが、きちんと流れを読んでいるかのような発言をしてる(驚)
  • 2008/02/13 16:23
  • うらら
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■うららさん
ブログペットって、侮れませんね~。
私もびっくりしましたよ。
  • 2008/02/13 18:38
  • bonbon
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