時代デビュー・・・

  • Day:2008.04.17 13:03
  • Cat:書房
4月17日 (木)   曇り

ビトン金
<金バッグ>

さだお先生禁断症状が出て、どうにもならないので久しぶりに(数ヶ月ぶり)トマトブックスへ行きました。東海林さだお大先生の著書でまだ読んでいないのが何冊か見つかりましたが、とりあえず2冊購入しました。
これでしばらくは大丈夫だわ。

他にも面白そうなのはないかな~といろいろ眺めていたら、突然「時代小説」という考えが浮かびました。
一般的に「時代小説」と呼ばれるのは、テレビで「時代劇」枠になるような時代のものだと思うんですが、えーっと、江戸時代?
水戸黄門とか、鬼平犯科帳とか、遠山の金さんとか、あれはみんな江戸時代で良いのですよね?

私は読書は好きですが、読むものに非常な偏りがあります。
推理小説は(特別な例外を除いて)まず読みません。
それから文学では、ここ最近の作家というのもほとんど読みません。存命の作家で読むのは・・・瀬戸内晴美(寂聴)と松浦理英子くらい。松浦さんの方は、最近あまり本が出ませんが。
文学作品でも、読むのは夏目漱石、森鴎外、太宰治・・・といったあたりのものばかり。同じ時代の人でも全然読んでいない作家の方が多いくらいかと思います。もう少し後の人だと谷崎潤一郎。三島由紀夫も嫌いじゃない。比較的最近の作家では、安倍公房が好きです。
エッセイとなると最近のものを読みますが、わざわざ本を買って読むのは東海林さだお大先生くらい。あとは週刊誌などで連載しているのを読みます。生物学系の面白そうなのは本を買って読みます。
外国文学となると、時代がよく分かりませんが、けっこう昔だろうな(19世紀~20世紀はじめ?)・・・というあたりのものばかり。主にフランス文学。比較的最近の作家ではサガンが好きです。

というわけでして、時代小説は読んだことがありません。突然「時代小説!」とひらめいたところで、有名な作家の名前も知らないし、作品名も分からないしで、本屋さんでいきなり探すには困難があります。
トマトブックスの古本コーナーには時代小説コーナーがあったように記憶していたのですが、今の場所に引っ越してからはなくなっちゃったみたいですね。全部の作家が「あいうえお順」で並べられているので、作家の名前から探すのには便利ですけれども。

しばらくウロウロしていたんですが、目ぼしいものが見つからず。そのうち「しゃばけ」という本があったのを思い出しました。

しゃばけ (新潮文庫)しゃばけ (新潮文庫)
(2004/03)
畠中 恵

商品詳細を見る

日本にいるときに本屋さんで平積みになっているのを見たことがあります。表紙の感じが面白そうな本でした。
あれはないかしら?と思ったんですが、作家の名前を知らないままだったので見つけられませんでした。畠中さんとおっしゃるのね。この次行ったら、また探してみましょう。

これ以外にも、面白い時代小説ってありますかしら?や、いろいろあるんでしょうけれども、私は好みがうるさいもので・・・。
まず、他人を殺したり殺されたり・・・というのはあまり好きじゃありません(だから推理小説を読みたいと思わないんだな、きっと)。これを時代小説に置き換えると、他人を斬ったり斬られたり。つまり、お侍さん物はあんまり好きじゃないだろうなと思われます。
それから、怖いのもイヤ。怪談はお断りざんす。(この「しゃばけ」は怖そうじゃないので良し)
できれば、庶民の生活を描いたどたばた物とか、恋愛物がいいかなぁ~。
それで、舞台はなるべくなら現在の上野~神保町・御茶ノ水、銀座、日本橋といったあたりが良い(こういうこと言うから、読むものが限られるのです)。これは江戸城下町だから問題なくクリアでしょうか。

ところで、少し前まで夏目漱石の「行人」を読んでいたのですが、面白かったです。
DSの文学作品集とかなんとかいうソフトで読みました。手に本の厚みや重みを感じて読むのとは違いますし、実際自分がどこまで読み進めているのか(半分以上読んだのかとか、もうすぐ終わるとか)が感覚的に分かりにくく、突然に完結を迎えてしまったという印象があったのが残念ですが。この点ではやはりDSではなく本を読むほうを好みます。
でもこのソフトには、そうでなければ私の本棚には決して並ばないであろう作家の作品の方が多いので、いろいろと読めるのは嬉しくもあります。

「行人」のあとは泉鏡花の「婦系図」を読み始めたんですが、夏目漱石の非常に美しい日本語のあとだと、この人の日本語が読みにくくてなかなか進みません。
泉鏡花は、確か「外科室」を高校生の頃に読んだ覚えがありますが、あれもこんなに読みにくかったかしら。
なんとか、少しずつでも読み進めようと思います。

Comment

Bonjour Tristesseですね、サガンって。私は太宰が好きです。

山本周五郎なんて有名どころですよね~。
私もあまり斬ったり斬られたりは好きじゃないのですが、「雨あがる」とかは人間のストーリーが面白いというか。「どら平太」は映画ですけど、面白いですよ~。

私はお芝居が好きなので、白石加代子さんがやった百物語にでてくる「高野聖」を読もうとして、いまだに読んでいません・・・
■j'adoreletheさん
はっ!山本周五郎って「さぶ」・・・でしたっけ?
読んだことありませんが。
この人のもそのあたりの時代のものでしたか。
知らなかったわ。
確かDSの中に山本周五郎が入っていたような・・・。
今度読んでみます。

高野聖は、私は途中で挫折した気がします。
  • 2008/04/17 14:28
  • bonbon
  • URL
  • Edit
時代小説でしたら、宮部みゆきがけっこう面白いよー。下町ばりばりの話で。あと、時代小説の恋愛物なら北原亞以子もなかなかお薦めですわ。機会があったらぜひご一読されたし。
■ちょいさん
宮部みゆきに北原亞衣子・・・と。( ..)φメモメモ
下町のお話なら、私の条件もクリアですね。んむ。
トマトブックスで見てみます。
ありがとうございます!
  • 2008/04/18 14:53
  • bonbon
  • URL
  • Edit
Comment Form
非公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。