時代デビュー(3)

  • Day:2008.06.16 17:48
  • Cat:書房
6月16日 (月)   晴れときどき曇りと雨

花と蟻
花と蟻 posted by (C)bonbon

あらやだ、もうこんな時間?(16時半ごろ) 今日は朝からちょいと忙しくしてたんですよ。頼まれごととかあってね。
殿のシャツにアイロンかけたり、殿のお昼ご飯を作ったり、出張に旅立つ殿を港まで送ったり、ついでに買い物したりして、ほっと一息ついたらこんな時間。

何気なく自分の顔を触ったら、なんかザラザラしてるわ。今夜はパックして角質お掃除だ!

さて、4月に時代小説デビューを果たしてから、果敢にこの新しいカテゴリーに取り組んでおります。
そう言えば、身近にも時代小説を楽しんでいる人がいたのを思い出して彼女に何か面白いのがないか訊いてみたら、彼女は「幕末」専門家だそうです。

まず、この耳慣れない言葉、幕末。バクマツ。
いや、私だって意味は分かりますよ。江戸末期。江戸幕府の末のころ。終わりのころね。
でも普段使わない単語で、しかも予想していなかった単語だったものですから、彼女の口から「バクマツ」という音が発せられたとき、私の脳裏には岡本太郎先生と「芸術は爆発だ!」のお言葉が・・・。
バクハツとバクマツ、似てるでしょ?
もちろん、そんなのはコンマ一秒くらいで、すぐにそれが「幕末」であることに思いが至ったわけです。
しかしいきなり「幕末モノ」と言われても、それがどんなものを指すのかよく分かりません。訊いてみると、一例として坂本竜馬や司馬遼太郎先生のあたりがそれだそうです。(彼女が読むような「幕末モノ」は、私は「歴史モノ」として認識しておりました)
恥ずかしながらわたくし、司馬遼太郎先生というと、週刊朝日の「街道をゆく」を真っ先に思い浮かべてしまいます。(週刊朝日愛読者だもんですから・・・)

というわけで、どちらかと言うと「江戸町人」専門家としてやっていきたい私とは、同じ「時代小説」カテゴリーの中でもまた宗派を異にするようでありました。

気を取り直して、彼女以外の時代小説ファンからお勧めいただいた作家の作品を読み続けることにしました。こうやって町人モノを楽しむうちに、幕末モノにも興味が出ないとも限りません。


*   *   *   *   *


初ものがたり (時代小説捕物シリーズ)初ものがたり (時代小説捕物シリーズ)
(1995/07)
宮部 みゆき

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「宮部ワールド」という言葉で表現される宮部みゆきさんの作品、第一冊目はこれにしてみました。
新潮文庫からも出ているんだけれど、このPHPの方は挿絵があって、それが気に入ったのでこっちにしました。
うん。面白い!
稲荷寿司屋のおやじさんの正体とその後が気になります。


*   *   *   *   *


玄冶店の女玄冶店の女
(2003/05)
宇江佐 真理

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それからこれ。やや恋愛モノで、大和撫子は心躍ります。
こちらも、大変面白うござんした。
幼い頃にあこがれた花柳界の女性たちのその後・・・というわけじゃないんだけれど、芸者さんや元花魁が中心の話で、興味深く読ませていただきました。


*   *   *   *   *


傷―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)傷―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)
(2001/03)
北原 亞以子

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再会 慶次郎縁側日記 新潮文庫再会 慶次郎縁側日記 新潮文庫
(2001/10)
北原 亞以子

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それから、この2冊。
「傷」の方は4月に読んだ「その夜の雪」の慶次郎さんの続きです。
「再会」は今読んでいますが、さらにその続き。慶次郎縁側絵日記第2弾。
もったいないのでチビチビ読んでます。


*   *   *   *   *


それにしても、これらの本を読んでいて驚くことが一つ。それは、あっと言う間に読み終わってしまうことです。ものによっては、数時間あれば一冊読めてしまいます。
同じくらいの厚さの夏目漱石や、谷崎潤一郎といった、私が慣れ親しんでいる作家の作品ではこうはいきません。何日もかかって読みます。
以前、雑誌の対談で林真理子さんが「新幹線で数時間の移動中に一冊は本が読める」というような趣向の発言をしていたのを読んで、高校時代から夏目・太宰・森・谷崎作品を一冊何日もかけて読むのが普通だった私は驚いたんですが、今これら時代小説を読んでいて、やっとあの林さんのおっしゃったことが分かった気がします。だって、本当にあっと言う間に読み終わってしまうんですもの。
その早さは、貴重な日本語書籍が・・・と、悔しくなるくらいです。
というわけで、もったいないのでチビチビ読んでいるつもりが、やっぱり面白くてあっと言う間に読了です。


*   *   *   *   *


ああ、ところで。先日トマトブックスへ行ったら、隣室の工事現場からの臭いなのか、強烈なシンナーか何かのような臭気が立ち込めていて、ほんの5分くらいで気分が悪くなっちゃったんですけれど、店員さんは大丈夫なのかしら。思わず心配しちゃいました。
ふらつきながらも古本コーナーで本を見てたんですが、以前たくさんあった宇江佐さんの本がなくなっているのに気がつきました。読みたいと思っていた本がいくつかあったのにー!一点ものの古本は、見たらそのとき買わないとダメね・・・。(涙)
中でも特に、「卵ふわふわ」をお買い上げになった方がもしもここをお読みでしたら、どうか貸してください。大事に扱います。汚したりしません。数日でお返しします!どうか、どうかー!(屮゚Д゚)屮 カモーン

Comment

司馬遼太郎先生のは幕末以外のも面白いよね!
私が読んだ「坂の上の雲」は明治維新以降の戦時中の話で、正岡子規とかも出てくるし、「夏草の腑」は戦国時代だった。でも「竜馬がゆく」が一番好きかな♪
そうだ「歴史モノ」だ。それが好きです。
幕末はさ、面白い人物がいっぱいいて、それぞれの立場でいろいろ繋がってるから、なんか面白いの。描く人によってキャラ違ってたりするし。
bonちゃんは「功名が辻」とか読んだら面白いんじゃない?私はまだ読んでないけど(゚∀゚)
  • 2008/06/16 19:31
  • ROBI
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■ROBI幕末先生
司馬遼太郎、読んだことありませ~ん。(゚∀゚)
注意深く周りを見てみると、幕末にハマっている人って多いのね。
(実際に誰がというわけじゃなくて、
 社会全体、一般的に・・・と言う意味で)
にゃるほどネェ~。
功名が辻って、ちょっと前にテレビでやってたっけ?
どんなお話なんだろう。調べてみまっす!ありがとう。
  • 2008/06/16 21:47
  • bonbon
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あっあれ? Robi先生、司馬遼太郎読むの? 以前ぼくが池波正太郎かなんか読んでたらプッって笑わなかった!? あれぇ~!?!?
  • 2008/06/17 13:12
  • hiro
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■hiro同学
ROBI幕末老師は、司馬遼太郎先生がお好きなようですよ。
ちなみに、わたくしは池波正太郎先生の作品も読んだことがございません。
名前はよく聞くけれど・・・と思って検索してみれば、
「鬼平犯科帳」のお人ですか。へぇー!
  • 2008/06/17 14:40
  • bonbon
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出張って…なんだろう…?
「卵のふわふわ」あらすじなら話せます・・・
うろ覚えですが・・・
日本にならあるんですよ、持ってきてないけど・・・
私も「江戸町人」派ですかね~?幕末までいくとチンプンカンプン???になってしまうのです。
時代小説読み始めて十何年経ってますが、去年まで「自身番」を「白身番」だと思ってました(-_-)
そうそう宮部みゆきさんの「ぼんくら」「日暮し」お勧めです。
  • 2008/06/18 13:52
  • ma-ko
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■ma-koさん
卵ふわふわの裏表紙であらすじを読んで、
「面白いかも・・・」と思ったんだけれど、
その日は他に買うものがあってやめたんですの・・・。(涙
あんとき買っておきゃぁネェ。

しかしma-koさん、白身番て・・・。Σ(゚д゚lll)
卵の番人か何かかしら?(笑
まあね、私も目玉焼きを作るときには白身番になってます。
白身がプルン♪としてるか、ちゃんと見極めないと。
だらしなく広がるものは、ちょっと長めに火をとおします。

あ、「ぼんくら」は2冊セットで売られてた気がしますね。
そう言えば、「しゃばけ」とそれに続くのが読みたいんですが、
トマトでは見つからず。
古本じゃないコーナーでも見つけられませんでしたわ。
(ま、古本じゃなきゃ、高くて買わないけれど)
今度日本に帰ったら、見つけて読もうと思います。
  • 2008/06/18 14:45
  • bonbon
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