生ハムメロン

  • Day:2008.08.25 10:39
  • Cat:本堂
8月25日 (月)   晴れ

トマト煮込み
<鶏トマト>

これは先週くらいに作った鶏肉をトマトスープで煮込んだもの・・・というか、汁気の多いラタトゥーユみたいなもので鶏肉を煮込んだ料理と言ったほうが正確かしら?

bonbon堂の賢明なる読者はもうご存知かと思いますが、わたくし「淑女の道」をまい進中。同時に「アレアレ道」なんかもまい進してますが、「淑女道」もまい進していることに違いありません。

今日は無駄に長いです。時間のあるときにお読みあそばせ。

わたくしのようなずぶの庶民が「淑女らしさ」を身につけようとなると、思想とか人間性とか、そういう天性のものっぽい部分はどうも難しく思えます。
じゃあどうするべか。
見た目から入るのが一番の近道のように思えますが、分不相応で似合わない高級ブランド品で身を包んでも、頭悪そうに見えるか成金ぽくはなっても、(私が目指す)淑女っぽくはなりません。やっぱり言葉遣いや振る舞い、その辺に気を配るのが、私には合っている気がします。言ってみれば、この二つだって「見た目」に近いものではありませんか。第二の外見とでも申しましょうかしら。

日本で生活しているだけだったら、こういうふうに思うことは恐らくあんまりなかったんじゃないかなァと思います。でも、殿との生活が始まったことで、いろいろな国の人に会う機会が増えました。
大体は世界を飛び回っているビジネスマン(女性も含む)なので、私が彼らにとって初めて会話する日本人であるということはありません。ありませんが、それでも彼らが日本で生活しているのでない限り、やっぱり日本人との接触というのは非日常であり、また私にもそういう傾向があるように、出会った人を通してその国を見るのは自然なことだと思います。そうなると、私も日本人という自分と日本という国に誇りがありますから、やっぱり少しでも日本の印象を良くしたいと思っちゃう。
また、白人文化では成人男女はカップルで行動するのが珍しくありません。殿の場合も然り。そしてカップルの片方が恥ずかしい行動をとれば、もう片方の社会的信用にも影響しかねません。私がバカなことをして恥をかくだけなら自業自得ですけれど、殿にも迷惑がかかるかもしれないとなれば話は違ってきます。

英語が完璧でなくても、言葉の選択や内容には気をつけたい。間違いだらけの英語だからって投げやりになるのではなく、むしろだからこそ誠意を持って会話に取り組みたいと思います。
食事の際は、洋食でも和食でも中華でも、音を立てたり汚らしく食べたりせず、同席した人を不快にさせないように、私の基準で気をつけたいと思います。(たとえ口を開けたまま物を噛むのや、テーブルを汚すのが中華ではマナー違反ではないにしても、私にとっては不快ですし、中国人以外にも不快なんじゃないかと、少なくとも愉快ではなかろうと思います)

また、私が殿と行く旅先では、「中国人」という単語が東洋人の代名詞になっていると言えるような場所も少なくありません。・・・というのは私が最近発見したことなんですが、私を見て「あ、中国人だ!」と、ハナ垂らしたバカ面の子供が言っても、正しい知識に欠けたイナカッペの大人が言っても、それは私を中華人民共和国の国籍を持つ人民だと思って言っているのではなく、(特に大人の場合は)「アジア人だ」という思いが言葉にすると「中国人」となってしまうということなんだと思うわけです。要するに、あまり深く考えずに言葉にしていると。まあ、本当のところはわかりませんけれども、そういう風に考えると、中国人と言われたときの不愉快さや腹立たしさが少しは軽減されるような気がしないでもありません。

で、そういう土地だと、私と殿が連れ立ってレストランに入ると私は注目の的になります。しかも、9割がたが何やら不安げな表情。楽しいはずの食事の時間が、この得体の知れない中国人の史上最悪なテーブルマナーによって台無しにされるのではないか・・・と思っているような表情。
気にしすぎと思われるかもしれませんが、本当なんですよ。信じてー!
それはね、この人たちが、私が音もなくスープを飲み、音もなくフォークとナイフを操り、音もなく咀嚼し、大声で会話せずに食事を進めているのを確認したときにする表情でわかるんですよ。こちらを見てから同席している人同士「なんだ、大丈夫じゃん」と顔を見合わせる。「あの中国人、きれいに食べるじゃないの」という小さな会話が聞こえてくることさえもあります。ああ、腹立たしい!ヾ(*`Д´*)ノ"

ま、ここで思いっきりひどいマナーで食事を進めて「やっぱり中国人は・・・」と思わせるという手もありますけれども、意地悪な言い方をすれば、それじゃ本当に中国人じゃないですか。(実際に中にはそういう悪意のある人もいますからねー) それに、彼らの言う「中国人」が必ずしも「中国」を指していないということを考えるとね、やっぱりきれいに食べる方が自分にとっても殿にとっても得策。

(本当に)長々と書いてきましたが、私が淑女道をまい進するのには、こういった複雑な背景がございます。

生ハムメロン
<生ハムメロン>

そこで生ハムメロンです。
某国で殿の弟妹たちと一緒に食事に出かけた夜、私は前菜とメインにデザートがつくコースを選びました。
前菜は生ハムメロン・・・とメニューに書かれていたんですが、出されてみたらこれ。メロン以外にもいろいろ乗っかってます。メロン、みかん、イチゴ、キウィ、パッションフルーツ。しかも、どれも皮やヘタがついています。
このときの私の席は、小さなレストランのほぼ中心。レストランは7割がた席が埋まっていて、前述のような視線を入店の際から絶え間なく感じつつけていました。
数日前に生ハムメロンという味の組み合わせを美味しいと思えるようになったばかり(私は、甘いものと塩辛いものの組み合わせ、特にフルーツとの組み合わせがあまり好きでなく、生ハムメロンは避けつづけてきました)で、実践の機会を得るのはこれが初めて。皮つきのフルーツをナイフとフォークで食べるなんてのも、これが初めてでした。

そう言えば、テレビでバナナの正しい食べ方(ナイフとフォーク使用の際)というのを何度か見たことがあるわ。あれの応用偏だと思ってみよう。
とにかく、ガチャガチャ音を立てず、メロンの小片が宙を舞って隣の人のお皿に着地するなんてことのないように、慎重に慎重に、ゆっくりやればいいのよ!
頑張れ、私。できる、きっとできるわ!

・・・と、自分を励まして、すごーく長い時間かけて、一応目立った失敗はなく食べました。お皿に集中したので、殿たちの会話の方はさっぱりでしたが。ま、もともと宇宙語の会話なんで、ちゃんと聞いていても半分も解りませんけれど。
同じコースを注文した妹の恋人は、私よりもずっと早くに食べ終わっていました。自分のお皿に集中しすぎて、彼がどう食べたのかは観察できませんでした。

あの、生ハムメロンて、皮付きで、しかも切り込みも何もなく出てくるものなんですか?
淑女道初心者の私には、ハードルの高すぎるメニューだったのでしょうか。

Comment

生ハムメロン、お店では皮と実が左3センチ程のところでくっついた状態で、切り込みを入れてくれてるのが殆どだと思います。
そのまま出たのは、上に生ハムが乗ってない状態(写真では生ハムが下に敷かれてる)だったからかな??
多くは、メロンの上に生ハムを乗せてあるので。
ただ、家で食べるときは、完全に一口サイズに切ってしまって盛り付けますけれど、お酒飲んでるとき面倒なので(笑

私は、生ハムと桃(日本のね)が一番好きな組み合わせです♥
思い出すだけでも涎が…ww
  • 2008/08/25 15:59
  • sona
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■sonaちゃん
あ、あら・・・?ハンドル、これでいいの?

そうだよね。普通は切込みが入ってくるよね?
ハムが上だろうと下だろうと、それは変わらないと思うんだけれど、
(上の場合は切り込みあり、下の場合はなしというのが普通だったら
 どうしてそういうことになっているのか説明してほしい。
 食べにくさに変わりはないのだから)
おおざっぱな欧州のカジュアルなレストランだから
こういうことだったのかしら。
はっ!アジア人に対する挑戦状か!?Σ(゚д゚lll) (そんな暇人はいない)
実際、妹の恋人の食べたスピードからして、
私のように困っちゃったわけではないようだったし。
切り込みなしで出てくるのも、充分にありえる話なのかも・・・。

生ハムと桃ね~!なるほど。
このお皿の上のものだと、みかんとの組み合わせが、
個人的には一番美味しかったよ。
  • 2008/08/25 17:41
  • bonbon
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生ハムとメロンは単体で食べるより、合体した方が美味しいと思うわ。
で、ほとんどの場合、切りこみが入ってサーブされてるはず。

パッションフルーツって食べたことないんですが、
生ハムと合うもんなんでしょうかね?
これはスプーンでほじくって食べるものですよね?
イチジクと生ハムもとても合いますが、いかんせんイチジクが高くて買えません・・
  • 2008/08/27 09:51
  • うらら
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■うららさん
食べられるようにはなりましたが、
やっぱりそれぞれ単体の方が好きです。(笑
これはやはり、欧州のカジュアルレストランだから
こういう状態で出てきたものと思われます。
大雑把だからなー。

パッションフルーツは、私は食べなかったので
生ハムとのハーモニーは分かりません。
いずれにせよ、前菜用スプーンはなかったので、
フォークでほじって食べるんだと思います。

イチジクも合うんですか。
生ハムって、結構いろいろな人とやっていけるんですね。
塩気が強いわりには、柔和な性格なのか。
  • 2008/08/27 11:18
  • bonbon
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