お医者さん

  • Day:2009.06.05 12:07
  • Cat:本堂
6月5日 (金)   晴れ

花 パンジー
<野良ビオラ>

香港に太陽が戻ってきました。お帰り、お日様っ♪・・・という気持ちに嘘偽りはございませんが、最近太陽に当たると疲れちゃってねぇ。日の高いうちの外出や屋外での活動は極力避けたいと思うようになりました。だんだんと三十路組合に溶け込んできた証拠でしょうか。

日本に帰っていた間にとっても気になることがあったので、今日は皆さんとそれを分かち合いつつ、皆さんからのご意見もいただけたらと思います。


大したことじゃないんですけれど、今回の帰国中、私はお医者にかかりました。一泊入院までしちゃって、予想以上の出費でしたよ。

で、私がかかるべき科というのが「形成外科」だったんですが、これもネット検索で得た判断だったので、まずそこんところが正しいのかどうか、病院やなんかに電話して訊いてみるところから始めました。もちろん受診もするわけですが、まず受付みたいなところで何科にかかったらいいのか相談することってありますでしょ?あんな感じです。

形成外科という診療科目は、病院だと毎日やっているところがほとんどなく、週一というところが多いようです。ただ、その一日が学会で潰れたりすると、もうその週の診察はなしっ!ということになり、なかなか思うようにいかないようでした。だから、事前の電話確認は半ば必須。病院へ行ってみたらやってなかったなんて、無駄足以外の何ものでもございませんからね。

さて、お電話しましょう。
「これこれこういう症状があって、こういう風にしたいと思うわけですが、私がかかるべきは形成外科ということでよろしゅうございますか?」
・・・というようなことを訊くわけです。
すると相手は
「形成外科で問題ないとは思うけれども、その後の処置に関しては診察を受けてからでないともなんとも言えないので、まずは受診してね」
という趣旨のことを答えます。相手が言うことはもちろん予想がついていたのでその内容には全く異論がないのですが、何軒か電話して、どの病院でもヒジョーに違和感を覚えたのが、その言葉遣いでした。

あちらの受け答えをもっと事実に近づけて書きますと、
「形成外科で問題ないとは思いますが、そのあとの治療や処置に関しては、診断によって変わってきますので、まずは受診していただいて、先生ご診断いただきご診断の結果手術ということになったら、今度は手術のご予約をしていただいて・・・ということになります」
何軒もかけて、どの病院でもこんなふうでした。

どうです?皆さん違和感を覚えませんか?私がひねくれているだけ?
どこに違和感て、この太字の部分です。病院の受付が、同じ病院の医師に対して「先生」とか「ご診断いただく」とか、そういう言葉遣いをするってどうなの?・・・と、そういう違和感です。

例えば会社だったら、それが同僚であろうが上司であろうが社長であろうが、身内は身内で、第三者からの電話では彼らに対して丁寧な言葉を使いませんよね?
例えば「田中部長はいらっしゃいますか?」という電話だったら、「田中はただいま席を外しております」とか言いますでしょ?「田中さんは」とか「田中部長は」とか、「外出なさってます」とかは言わないでしょ?

それが、病院だと「先生」とか「ご診断いただく」とかが普通のことになってしまっているらしい。おかしくありません?・・・と、わたくしは言いたい。「医師」とか「担当医」とか言えないんでしょうか。
「形成外科で問題ないとは思いますが、そのあとの治療や処置に関しては、診断によって変わってきますので、まずは受診していただいて、医師診断の結果手術ということになったら、今度は手術のご予約をしていただいて・・・ということになります」
と言ったって、全く問題ないはずなのに!

別に私が医者に対して偏見があるとか、感謝してないとか、医者ってそんなに偉いの?何様?とか、そういうことじゃありません。いつもお世話になっているお医者さんたちにも、今回のことでかかったお医者さんにも、もう大変感謝しております。
でもね、病院という組織の中では、受付も医師も身内でしょ?それなのにどうして?・・・ということを言いたい。

あと、患者に対して看護士やその他病院職員が「△時になったら○○先生が回診でみえますから」とかね。
「医師の○○が、回診で来ます」って言えないのかァ~!ヾ(*`Д´*)ノ"
と、言われるたびにその間違いを正してさし上げたくなりました。


香港でお医者にかかるときは、私は英語でとおすのが普通なので、こういうことを感じたことがありません。「ドクター ウィル シー ユー」なんて言われても、「ドクター」は尊称ではなく、ただのタイトル、肩書きですから、「先生」とは違う。


私、日本で生きていくにはひねくれすぎているのでしょうかね。

Comment

ひねくれてないですよ、まっすぐですよ(笑)。
組織の一員であるならば自分も含めて同組織に属する者の所作は外部に対しては謙譲語であるべきなのです。
でもその病院のスタッフの気持ちもわからないではありませんね(苦笑)。
日本の社会の中では“医師”というのはどこにいようと絶対値が高い存在だという意識があるのでしょう。医師は治療を施し、患者は治療費を払う、その対価において両者はイーヴンなのですけれどね。その点では香港は進んでいると思います。

・・・とはいいながらもBonBon嬢同様、「医師ってどんだけ?」みたいなことは露ほども思っていませんことよ。
  • 2009/06/06 17:07
  • 馬迷
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■馬迷さん
あ、真っ直ぐ。よかった♪
やっぱり冷静に考えてみるとおかしいですよね。
一度、病院職員に訊ねてみたいものです。
他にも、学校の教員などが、生徒に対して自分のことを
「先生」と呼ぶことがよくありますが、あれも疑問です。
自分で自分に「さん」づけしているようなものじゃありませんか。

日本における医者の社会的地位の高さと、
日本の複雑な敬語システムが災いしているんでしょうね。
英語だと、尊称はあっても、動詞などは変化しませんものね。
  • 2009/06/07 20:49
  • bonbon
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同感です。
違和感を覚えます。

以前香港のメディカルクリニックで勤めていたときは英語なので、先生に対して日本語のような回りくどい言い方はありませんでした。
言葉遣いに迷いがなく非常に楽でした。(笑)

ただ日本の病院で診察を受ける時、先生に対する言葉遣いに非常に気を使います。
「検査していただけますか?」
「前回ご説明いただいたのですが・・・」
など、どれだけへりくだって話せばいいのかと疑問に思います。
bonbonさんの言うとおり、先生=偉い人というイメージがあるからです。

余談ですが、先週の日経新聞に「していただく」は丁寧すぎるという内容の記事が載っていました。
最近「していただく」の乱用が目立つという内容です。
なるべく相手の気持ちを害することなく丁寧に伝えたいという配慮から、なんでも言葉の語尾に「していただく」を付けてしまうようです。
病院の採血のときにまで「手を握っていただいてよろしいですか。チクッとしますがよろしいですか」と断ってもいいの?(笑)と思ってしまうような言い方。

尊敬語と謙譲語を混同して、聞いている側が違和感を覚える言い方が多いですね。
日本語は複雑です。。
  • 2009/06/08 13:17
  • pubuhana
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■pubuhanaさん
こっちはね、自分の判断でへりくだればいいわけですけれども、
職員にそれを強制されるかのような言葉遣いには、
ちょっとアレですね。

丁寧語の最上級は皇族関連の報道かと思いますが、
たま~にしか使わないような芸能人(特番などの司会)は、
しどろもどろになってしまって、面白いです。
  • 2009/06/09 14:09
  • bonbon
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