水餃姨姨

  • Day:2005.03.29 12:22
  • Cat:食房
3月29日 (火)   うす曇り むしむし

美味しい水餃子をつつきながら、某マダムと非常にアカデミックな午後を堪能した。水餃子の後は美味しいごまプリンを食べて、そのあとは午後のお紅茶。その間も私たちが沈黙することはまったくなく、話題は多義に亘った。中国人のゴキブリ観からアメリカニズムまで、どれもこれもアカデミック。(うそです。無学な私が本当にアカデミックになれるわけもなく、アカデミックという言葉を使ってみたかっただけです。)
美味しい水餃子を食べさせていただける場所があるということで、海を渡ってはるばるやってきたのはクオリーベイ。こんなに遠くまで来ることは滅多にない。誰もが認める遅刻魔なので、遅刻しないようにするぞ!と気合を入れていたら、お財布にお金を入れるのを忘れて、なんだか財布の中は寂しい寒色系だった(香港ドルは、10ドル紙幣は香港政府による目を見張るほどの醜悪なデザインの紫色、または旧札はクラシカルな感じで緑色。20ドル紙幣=水色、50ドル紙幣=緑色。暖色系チーム→100ドル紙幣は中華系人民の心を奮い立たせる赤、500ドルは温かみのある茶色、最大額の1000ドル紙幣は心躍るオレンジ…だっけ?あんまり見ないので覚えてない)。でも、お財布にお金を入れ忘れるほど気合を入れた甲斐あって、待ち合わせには遅れずに到着。もう一人の水餃子仲間を待ちながら立ち話をしていたのだけれど、どうもその彼が来る気配がない。どうしたのだろうかと心配していたら、病に倒れていたらしい。病床から電話があった。hさん、その後いかがですか?

駅からそう遠くないところにある水餃子屋へ。まだ時間が早かったので空いていたけれど、私たちがお店を出る頃には外で待っている人までいた。

今日のお昼ご飯:水餃子セット(水餃子4つ、坦坦麺、豆乳)とちょっと変わった紅油抄手

んで、肝心の水餃子ですが、美味でやんした。これが、香港サイズで大陸の餃子よりは一回り大きいのですが、皮がイイ!皮は餃子の命ですからね。そりゃ、大陸の水餃子にはかないませんけれども、それでも美味しかった。皮が!皮が!
坦坦麺はピーナツがどろどろでイイ感じ。小辛か大辛か、白か黒かの二者択一質問をされて、ええっとやっぱ日本人なので微妙なグレーゾーンの中辛がいいなと思いながらも、やっぱり日本人なのでいきなり初対面のお店の人に選択肢以外のものを注文するなんてそのような大それたことができるはずもなく、大辛で辛すぎても困るので小辛を頼んだ。そうしたら全然辛くなかったので、きっと大辛で問題なかったはずだ。

紅油抄手はちょっと変わった味だった。厳密に言えば紅油ではなく、味噌みたいな色の汁に浸かっていた。上にかかったカリカリした小さいものは甘いけれど、味噌色の汁は辛い。このコンビネーションがステキ。で、しつこいようですが皮!雲呑の皮!
なぜ私が雲呑の皮でこんなに騒ぐのかというと、香港の問題は、水餃子と雲呑のあいだにはっきりとした線引きがないことだと私は常々思っていたからだ。海老雲呑を出す店では、水餃子と云えども雲呑とどう違うのか分からない見かけと味のものが出され、水餃子屋では、雲呑と云えども水餃子と大差ないものが出される。実際、自分で「雲呑」「水餃子」と注文したのでなければ、どちらを食べてもどちらを食べているのかハッキリしないくらいだ。自分ではっきりとどちらかを注文していても、そのどちらかを食べている間、自分が実は頼まなかった方のものを食べているんじゃないかという疑問もつきまとう。一体自分が口にしているものはなんなのか確信に至らない心の不安を抱えながら食べるのだ。
それが、ここの抄手はちがった。明らかに雲呑。雲呑の皮。「私は雲呑です!」と皮が主張している。こうやって主張している雲呑に出会ったことがこれ以前にも一度だけある。観糖の雲南料理屋だ。あそこの紅油抄手の皮も雲呑のそれだった。つまり餃子と雲呑は、一見同じような肉の餡を小麦粉と水で作られた皮に包んで加熱して食べる食べ物だが、そこには明らかにそれぞれに特有の魅力の違いがあるはずなのに、香港の多くの店ではそれが味わえない。この二つの店を除いて。ここでは、雲呑は雲呑であり、餃子は明らかに餃子であり、雲呑や餃子たちもそれを食べる私たちも確信に満ちていて、私たちの間には「あなたは今私(雲呑)を食べているんですよ」「そうですね、私は今あなた(雲呑)を食べているんですね」とお互いに信頼し、確信しあえる連帯感さえ生まれたと思う。

そういうわけで、大満足でした。

マンゴープリンか楊枝甘露か迷った挙句選んだごまプリンも美味しかった。

Mさん、どうもありがとう。

水餃姨姨
北角七○妹道(Tsat Tsz Mui Road) 健康新邨2期12号地鋪
MTRクオリーベイC出口、または北角B3出口
(○は漢字が出ませんが、女へんの字。健康中街との交差点近く)

晶晶甜品
天后電気道77号

Comment

いやん♪
それはそれは今度一緒に連れて行っておくンなませっ!
そして帰りに骨盤矯正、、、いかが??(笑)

■がー子ちゃん、
そうだ、そうだ!その手があった!
がー子ちゃん、頭いいー♪
じゃあ行こうじゃないの。えーっと、来週か再来週。
  • 2005/03/30 15:06
  • bonnbon
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銀だこ ボソッ
  • 2005/03/30 16:37
  • hiro
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■hiroさん、
銀だこ?
あっ!銀だこ!!!
  • 2005/03/30 18:21
  • bonbon
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その通りの名前は[七姉妹]じゃありませんでしたっけ?
そこの近所のフードコードの水餃子も美味しゅうございますよ
  • 2005/03/30 20:10
  • うらら
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■うららさん、
なんか微妙に違うんだけれども、そんな感じの漢字です。
フードコートの水餃子とは、いつかおっしゃっていたやつですね。まさか、あのへんは水餃子激戦区?
水餃子と銀だことマッサージと…φ(..)メモメモ
  • 2005/03/30 21:39
  • bonnbon
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年に3組、合計4回程
Garden邸には年に3組、合計4回程だけ来客があります。今日はめでたくもその1日だったわけです(笑)はい、そこの皆様、友達すくねぇ~と指をさした貴方っ!その通りっ!(ーー;)事実です…(-_-;)それと、ご招待できる程環境が整ってないのも事実です( ̄▽ ̄;)
  • 2005/04/06 16:37
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