着物、ついに海を渡る

4月19日(月)   曇り&ジメジメ~

壷さん 着物 赤
<あくびちゃん>

今年の冬・・・というか、もう春なんですが、日本も香港もなんか変なお天気ですね。寒くなったり暖かくなったり、寒暖の差がいつもよりも激しく、各サイクルも短い。気温の折れ線グラフ中つけていたら、もうガッタガタなんじゃないでしょうか。
そのせい・・・と、自分の不摂生を天気のせいにしちゃあいけませんが、香港に戻ってきたとたんに喉がイガイガし始め、今朝はチョー寝不足なんですが、朝起きたら喉が痛くなっていました。いきなり風邪を引いた模様です。イヤだわぁ。
今夜は夜更かしせずに、ちゃんと眠らなくっちゃ。そもそも、日本に帰る前からずっと体調が優れなかったのは、不眠のせいだったのです。自分でも気づかぬ心配の種があって、それが解決したとたんちゃんと眠れるようになり、そうしたら体調も快復したわけで、また眠れなくなってしまっては振り出しに戻ってしまうではありませんか。寝なくちゃ、寝なくちゃ・・・とストレスにしない程度に、それでも快眠を心がけて、そろそろ就寝するべき時間が近づいたらきちんとそれに向けて行動するようにしないといけません。頑張ろう。

さて、去年の5月にお伝えいたしましたとおり、私の着物ちゃんたちは海を渡ることなく日本においてありました。あのときは、10月にまた帰国する予定でいたので、そのときに持ってくりゃいいわなんて考えていましたが、ちょいと事情があってその予定が変更されたもので、10月には帰国しませんでした。よって、今回があれ以来初めての帰国。私は香港を出発する前から着物を持ってくる気満々でおりました。

いろいろあって、今回は荷物の数が過去最多。重さもダントツ。なんたって、殿と二人合わせて69キロもありました。日本での買い物なしで、この重さ。なんとかかんとかしてそれらを全部香港に持って帰ってきましたが、おかげで買い物なんか何にも出来ず、せっかくの帰国も非常に不完全燃焼でありました。ま、二週間滞在したうち、10日間くらいは体調不良で外出せずに過ごしていたので、買い物する時間もなかったんでありますけれども、それでも古本の一冊も買えなかったというのは、本当に悔しく思われます。

香港に持って帰ってきたのは、着物が4枚と帯が3本。それに帯揚げだの帯締めだの半襟だの草履だのといった小物と、着付けに必要になる補正のものや下着、紐類などなど。必要ないものは一切ございませんが、これだけでもかなりの荷物になりました。
着物は畳んで平らになるから、旅行には便利ですよ・・・なんてセリフをときどき聞きますが、とんでもないことだと思わずにはいられません。すでに着物を身につけていて、さらに着替えも着物で・・・ということなら、カバンの中は着物だけ(他にあっても替えの帯だとか帯締め、帯揚げなど)となりましょうが、今は洋服を着ているけれども旅行中に一度は着物を着たいので・・・みたいなことだと、着物と帯というメインのもの以外のものが多くなって、全然便利とは思えません。


海外で着物を着るにあたって私が一番不安に思うのは、万が一汚してしまったときに頼れる悉皆屋さん(着物の手入れ専門店)がいないことです。洋服と同じで、シミを落とすのは早ければ早いほどきれいに落ちます。ただ、絹の着物は素人が手入れするのはなかなか難しく、下手するとシミを広げてしまったり、着物を傷めてしまったりということもあるそうですから、ちょっと怖くて手が出せません。
さらに香港の場合、着ないでいるうちにカビが生えてしまった・・・なんていう悲しいことも起こりがち。カビが生えた着物は、せめて丸洗いに出さないといけないのですが、安心して任せられるお店が外国にありましょうか。幸い私の住まいは比較的乾燥していて、今まで湿度が最高の季節でも家の中で食べ物以外にカビが生えたことはありませんから、着物の保存にはそんなに不安はありませんが。

そんなわけで、今回持ってきたのは、どれも安くて思い入れのあまりないものばかりです。私が買う着物には高いものは一枚もありませんが、安くっても気に入っているものは日本に置いてきました。まあ着る機会が本当にあるのかないのかも分からないような状況ですから、仕方がありませんし、満足です。
本当は全部を洗濯機で洗える化繊にしたいくらいでしたけれども、残念ながら私は化繊の着物は2枚しか持っていないし、他の着物にも合う帯の使いまわしコーディネートを考えるとそのうちの一枚しか合うものがなくて、結局三枚は絹、化繊は一枚だけです。帯や帯揚げ、帯締めはどれも絹だし、せいぜい気をつけて着ることにしましょう。まあ、着る機会は多分ないでしょうが・・・。


着る機会はないと思いますが、やっぱり好きなものが手元にあるのは嬉しいことです。それに、これからは着付け・・・とくに帯の締め方があやふやになってしまう前に自主練できるのが嬉しい。帰国中に一度だけ自分で着てみたのですが、お太鼓の締め方がもう定かではなく、「あらー、どっちが上だっけ?手が上だっけ?タレが上だっけ?」と悩みつつ、だんだん疲れてきて、最終的には「まあ、どっちでも似たようなもんだわ。うまく行かなかったらショールで隠そう」と投げやりになってしまったのです。今、検索してみるとどうやら最終的にはタレが上?そうか、そうか。
それから、帯を結ぶのは大変なので(それだけで疲れます)、結ばないで締めるやり方(こんなの)も練習しましょう。そうだわ。そう言えば結ばなくていいための道具を持ってたわね。あれ使ってみよう。


というようなわけでして、やっと香港に着物ちゃんたちがやってきました。今のところ着る機会はなさそうですが、人生、一寸先は闇。いつ何があるか分からないものです。いざ着る機会がやってきたときにはビシッとかっちょよく着られるよう、これからもたゆまずに自主練をつづけていく所存であります。

Comment

今度我が家においでになる時には、ぜひともお着物で。
  • 2010/04/20 18:26
  • うらら
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■うららさん
ええー、ダメです。ダメダメ。ノンノン!
うららさんちでは美味しいものを出していただけるんですもの。
着物なんか着てたら、帯が苦しくって
お腹いっぱいになれないじゃありませんか!(笑
  • 2010/04/20 21:32
  • bonbon
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