時代時代時代・・・

  • Day:2010.05.17 11:15
  • Cat:書房
5月17日(月)   曇り

桜 2010 増上寺 日本
<緑の桜>

ご無沙汰いたしております。再び。
今回の無沙汰の理由は、えーっと・・・特にございません。ただただ更新していなかっただけであります。申し訳ない。

そうして私がぐうたらしている間に、香港はズンズンと夏に向かって歩を進め、今週の予報はなんと30度越えです。低くても29度とか。こうなるといよいよ衣替えをしないといけなくなるわけでして、万事において面倒くさがりな私には、目下のところそれが最大の頭痛の種であります。しかしやらないと着るものがありません。ああん、誰か私の代わりに衣替えしてくれないかしら・・・。


先日読んでいたとある時代小説の出だしが「ちんこきりのナニヤラの音が小気味よく響いてくる朝だった」みたいな感じでした(ナニヤラの部分はよく覚えていません)。江戸の町に(小気味よく?)響きわたる阿鼻叫喚、断末魔の叫びと血の海が頭に浮かびガクガク((((;゚Д゚))))ブルブルしながら「ちんこきり」が私の想像とは違ったものであることを確かめるためインターネットで検索してみると

ちん‐こきり【賃粉切り】
賃銭を取って葉タバコを刻むこと。また、その職人。
・「ふきがらをじうといわせる―」〈柳多留・三〉
(Yahoo!辞書より)


ということだそうでして、ほっと胸をなでおろしました。「ちん‐こきり」なのです「ちんこ‐きり」ではなく。ああー良かった。

そんなわけでまだまだ時代小説が面白くてなりません。が、読み始めて日が浅いもので、作家は自分が読んでいるもの以外ほとんど知りません。
初めて読んだときから北原亞以子さんの文章が好きで、特に慶次郎縁側日記シリーズは古本屋で見つけるたびに購入して読んでいます。宇江佐真理さんは、作品によってはどうも好きになれないのですが、先日U夫人が貸してくだすった「深川恋物語」はとても良かったと思いました。宮部みゆきさんもさすがにミステリー仕立ての話が面白くて、気に入っております。




そして、最近になって知ったのは藤沢周平。映画になった「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」の原作者だということは知らずにいたのですが、この映画はどちらも好きで、そう言われてみると確かになるほどそうかと納得いきます。この人の物語の雰囲気がとても好きです。特にお互いに憎からず思っている男と女の間のやりとりが魅力的。・・・と言いつつ、まだ二つしか読んだことがありません。



いや、ほらね?私が最初に時代小説に興味を持ったときに、一口に時代小説といっても無数にあるだろうから、どういうものが読みたいのか、条件を挙げたのですよ。それが「江戸(東京)が舞台で、斬った斬られたのお侍さんモノではなく庶民の人情モノ」というものでして、それに合うもの・・・さらに古本屋に売っているもの・・・と探していると、それほど出会いがございませんでしてね。
しかし!!「消えた女」が面白くって、このシリーズの続きが読みたいとずっと思っていたら、見つけてしまいました。尖沙咀の古本屋にはなかったんですが、銅鑼湾の方にありました。ま、シリーズ2作目ではなく、3作目なんですが、一話一話は完結するので、大きな問題はありません。それからついでに「時雨のあと」という別のものも買っちゃって、嗚呼わたくしの蔵書は増えるばかり・・・。


しかもですよ、最近かなりキケンなものに手を出してしまいました。これはもう「さわるなキケン!」レベルで私に警告を発し続けてきたものです。ただ、幸い今までは古本屋に第一巻が並んでいるのを目にしたことがなかったし、これの最新のものをオール読物でときどき読んでも、もう話が進みすぎちゃっていて途中からじゃ何がなんだか全然わかりません・・・という状態だったので、思ったよりも危険度は低いのかもしれないなんて侮り始めていたところでした。
しかし・・・そのときがやってきてしまいました。出来心で尖沙咀の古本屋に足を向け、10ドルコーナーを眺めていたら、なんとそこにあったのです、シリーズ第一巻が。



なんと、「御宿かわせみ」だけでも全34巻。私が最近オール読物でときどき目にしていたのは、かわせみの登場人物の子供たちが活躍する新シリーズで、「新・御宿かわせみ」のようです。どうりで話がわからないわけだわ。
この第一巻がつまんなかったら「ちぇ、10ドル損したわ」ですんだから良かったんですけれど、残念なことにこれが大変面白かったんです・・・。ああー、どうしてここに足を踏み入れてしまったのか。今となっては悔やまれるばかりです。しばらくは「かわせみ」には近づかないようにすることを固く心に誓ったのでありました。

Comment

日本のドラマ『JIN 仁』はご覧になったかしら?
現代の医師が幕末ごろの日本にタイムスリップする話。
元はマンガのようだけど、とっても面白かったです。
時代モノは余り興味がなかったけど、このドラマでちょっと興味が涌きました。
  • 2010/05/17 16:07
  • LimeSoda
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この前 「陳太(ちん奥さん)」 と変換する為に「ちんふとい」と打ち込んでから変換して、なんか自分が情けない思いをしたよぉ、という話をふったら

ホー奥様も大変よぉ 

なにせ「何太い」って書かないといけないんだからって・・・

いやっ なんとなくチンつながりで書いてみました!

さぁ~ きょうの把瑠都はどうかな!?w
  • 2010/05/17 16:32
  • hiro
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「かわせみ」シリーズ、大好きです!
昔まだ独身だったときにハマりました☆

bonbonさんのブログ見てたら
久々に読みたくなっちゃいました。
  • 2010/05/18 06:16
  • みーこまま
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エロコメつくんじゃね?と思って読んでいたら、早速つきましたね、hiroさんから(笑)

実はわたしも衣替えをまだやり終えてないんですよ。
もう5月も半ばで30℃超の予報がでてるというに。
数枚だした夏服と、あと一年中でてる合服のようなヤツでなんとかしのいでいます。
「ぐうたら屋うらら」はぐうたらするのがお仕事なんで、なかなか他のことに手がつかず困っていますよ…
どっかに「何でも屋お加代さん」がいないかしら。
  • 2010/05/18 09:28
  • うらら
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■LimeSodaさん
おお、面白そう!
しかし悲しいことに、うちはNHK系しか映りません・・・。(TдT)
残念だなー。
時代物、面白いですよ!
さあ、こっちの世界へおいでぇ~。ヘ(゚∀゚ ヘ~~~


■hiroさん
それはなんだか虚しいですネェ・・・。(涙
昨日のバルちゃんは良かったですね。
魁皇が好きな私には、ちと残念な結果でしたが。


■みーこままさん
おお!かわせみファンが!!
全巻そろえるとなると大変ですよ。
ああ、図書館がほしいー。


■うららさん
予想どおりのものをいただきました。(笑

衣替えって面倒デスヨネェー。
そうか、私もうららさんに倣って「ぐうたら屋おぼん」開業!
仕事にすれば良いんだわ!!
それじゃすごい精出してますよ!職人並みの腕前です。
しかしこの商売は、他のことがサッパリ進まなくって困りますネェ。
うららさんがお加代さん贔屓でしたら、私はお玉さんに頼りますわ。
  • 2010/05/18 12:11
  • bonbon
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今度は玉ですかぁ~~~!?

「金玉」と変換する時に、「キンギョク」ではなく9割8分5厘の確率で普通の人は「キンタマ」って打ちこんでるそうです(当社比)

さぁ~あなたは何て打ってますか!?正直に仰りなさい! 笑
  • 2010/05/18 14:58
  • hiro
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■hiroさん
そうやってお玉さんをからかってると、必殺の人たちに始末されますよ。

因みに私は、「金玉」を「きんぎょくの」意で打ちたいときには「きんぎょく」、
「きんたま」の意で打ちたいときには「きんたま」です。うふ♪
  • 2010/05/20 10:22
  • bonbon
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御宿かわせみはまりますわよ。
図書館から借りて読破しました。
藤沢周平さんも泣けるのよぉ。

  • 2010/05/25 15:10
  • もみじ
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■もみじさん
やっぱり、はまっちゃうんですか!
ああー・・・。返す返すも悔やまれます。
どうして、どうして私は・・・!

藤沢周平さん、いいですよねぇ。
こちらも今後、増えていきそうで恐ろしく思います。
  • 2010/05/25 19:45
  • bonbon
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