ことばの不思議

  • Day:2010.08.20 14:45
  • Cat:本堂
8月19日(金)   晴れ

トロカデロ パリ 2010
<エッフェル塔とアンヴァリッド>

今日は、朝から夜ご飯を作って、昨日の洗濯で出たアイロンがけをやっつけて、外遊記をちょっとだけ更新して、そうして今ここを更新してます。お昼ごはんも食べました。すごいな、わたし。やればできるんだな・・・。と、気を抜いて気がつくともう夕方!ということはままあるので、これからも気を抜かずに頑張りたいと思います。今日はまだあと銀行へ行くという大事な用が残っています。

先日、パリへ連れて行っていただきました。この小旅行は計画されていたものでしたので、それにそなえて少しずつフランス語を復習したりしていたんですが、そのときに改めて不思議に感じがことがあります。

日本語だけをお話になる方々には分からないことかとも思いますけれど、あしからず。

私は今のところ、日本語の他に、英、中、仏の3つの言語を、まあ主婦的な日常生活を送るにあたってはあんまり困らないであろうという程度に話します。(お仕事をしたりするのは無理なレベルです)
英語はもともとからっきしダメだったんですが、中国とフランスに留学している間に、自分で平行して少し勉強してなんとなく喋れるようになりました。(中国に留学した当初、私に英語は無理だ・・・と諦めていたのですが、出会った留学生たちの中で私のように英語ができないのは日本人と韓国人だけで、他の国からの留学生はみんな上手でも下手でも英語が喋れるのを目の当たりにし、それができないことを恥ずかしく思って勉強した次第です)
中国語はシンセンで、フランス語はパリで、それぞれ語学留学で習得しました。


外国語を習って少しすると、自分が(単語や文法など)習得した範囲内の文章であれば、例えば中国語で話しかけられてそれに答えるときに、わざわざ脳内で日本語に翻訳するという作業をすっ飛ばせるようになりますよね。つまり、中国語の問いかけを、その中国語のまま理解し、自分も中国語で考えて答えることができるようになる・・・と、そういうことです。

そういう段階で、会話中に「えーっと」とか「うーんと」とか、そういう言葉を挟む(考えながら喋っていると、母語で喋っていても言いますでしょ)とき、それすらもそのとき喋っている言語に即しているのが、私にはとても不思議に思えます。自分で無意識に自然にそうやりつつ、そういう現象を不思議に思うんです。

例えば中国語の場合、「えーっと」とかに当たる言葉は「這個・・・」「那個・・・」で、それぞれ2~3度くり返すことがよくあります。
英語の場合はもうちょっといろいろあって、いくつか挙げると、「well」 「erm」 「hmm」 「um」 「ah」などなど。
フランス語の場合、「eh ben」(え・ばー)「ben」(ばー)「euh」(うー)など。カッコの中は、まあそんな感じの発音・・・ということです。フランス語の発音は英語以上にカタカナでは表せないんですが、強いてさせていただくと、こんな感じです。


それで、何が不思議かと申しますとね、これらそれぞれの言語での「えーっと」を、別に「えーっとは、フランス語ではこう言うんですよ。ハイ、私のあとにつづいて!え・ばー・・・。ハイ、どうぞ!」という風に習ったわけでもないのに、気づくと自然にこの「え・ばー・・・」という、日本語にはありえない音が出てくるんです。無意識のうちに、「えーっと」までもフランス語で言っている!
別に私だけってわけじゃなくて、脳内翻訳なしに外国語で喋っている日本人の皆さんを見ていると、やはり同じようにその言語で「えーっと」を言っているんです。
これを私はとても不思議に思うんですが、みなさんはそう思いません?


これはつまり、周りの人がそれを言っているのを繰り返し繰り返し耳にしているうちに、なんとなく自分の中にも根付いてしまうということで、子供が言葉を覚えるのなどはこれの最たるものだと思いますが、ちょっと前からあのゴルフの男の子が広告に出ている「聞き流すだけ」を売り物にした英語教材なんかも、ある程度は効果がのぞめるかもしれない・・・ということかもしれません。
私の留学中に始めた英語の勉強も、メインは周りの喋っている英語を聞いていることでした。(英語で質問されても、中国語で答えてましたから) それでも数ヶ月間それをやったことで、いざ英語で喋らないといけないという場面がきたときに、今思えば間違いもたくさんありましたし、またとてもゆっくりでしどろもどろでもありましたが、なんとか英語で会話を続けることができました。もちろん、大人の場合はただ聞こえているだけではなくて、ある程度意識的に聞いていないといけませんが、やっぱり繰り返し繰り返し耳にするってのは、脳みその方にだいぶ影響があるものなのでしょうね。


パリへ行って、もう一つ改めて不思議に感じたことがあるんですけれど、長くなったのでこれはまた今度ね。ちゃお!


外遊記の更新はこちら→パリ1

Comment

わぁ~!すごい!
何が凄いかって、この説明しずらいことを
うまくまとめて説明しているのが凄い!

わかります、わかります!…とえらそうに共感できるほど
語学力はないけれど、その感覚はわかります。

私がよく口にするのは「點講?」です。
「どう言えばいいかなぁ?」「なんて言うかな?」みたいな
感じだけれど、自分の言いたい事をどうやって広東語で
伝えようかと考えているときに口からでます。

以前は、必死で頭の中で日本語に翻訳しながらでしたけれど、最近はその脳内作業を自然とやらなくなりました。
脳内翻訳しながらだと、翻訳し終わらないうちに相手が
話し続けていると、追いつけなくなってしまうんですよね。
この脳内翻訳から完璧に抜け出せる日がくるよう、もっと
がんばらねば!
  • 2010/08/23 01:16
  • Hachi
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■Hachiさん
ああん。分かっていただけて嬉しいです。
ああ、その「でぃむごん」と同じ意味の
普通話「怎麼説」もよく使いますね!

脳内翻訳をすっ飛ばせるようになるのは、
とにもかくにも時間と慣れですよね。
近道はない・・・けれど、その日は確実にやってきます!
  • 2010/08/23 10:46
  • bonbon
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そこまで行くと
今度日本に帰ってきたとき、咄嗟の日本語が出なくなりますね。
帰国後、本屋で働き出してついついインド語が出そうになって難儀しました。
  • 2010/08/23 13:00
  • キン子
  • URL
■キン子ちゃん
そうそう。
毎回、帰国して数日間は、とっさの「すいません」とかが
一瞬「・・・はて?」と考えないと出てこないの。

インド語といえば、インド屋でお会計後に
「だんにゃわ~ど」って言うと喜ばれる。(笑
  • 2010/08/23 13:11
  • bonbon
  • URL
  • Edit
Bonjour!!
Madame bonbonさん、お帰りなさいませ!
絵葉書が届きました!!
びっくり仰天!!

香港de投函(笑)
ありがとうございます!!
うれしかったぁ(喜)

実は冬にヨーロッパ旅行を計画中なので、
これはパリに行きなさいというお告げか?と思いました。

8年ぶりのパリを楽しまれたんですね。
写真がどれも素敵。(特にハリポタ風青年)
外遊記パリ2~を楽しみにしています。
  • 2010/08/24 21:22
  • pubuhana
  • URL
■pubuhanaさん
ボンジュール、マダムpubuhana。
こまんたれぶー?

冬のヨーロッパ・・・灰色で、寒いし暗いよ。(笑
特にパリは、空がきれいで暖かい季節をおすすめしまっす!
枯葉の舞う季節も、風情があってステキですけれどね。

楽しみました!
あの爽やかなハリポタ風青年は、
マルシェを撮影したらたまたまフレームに入っていたんですが、
シャッターを切ったあとカメラから顔を離したら彼と目があって、
こちらにニッコリ笑いかけてくれました。
好青年です。(笑

あー、外遊記ですね。はい。がんばります・・・。
  • 2010/08/25 10:32
  • bonbon
  • URL
  • Edit
洗濯って…なんだろう…?
  • 2010/08/25 15:07
  • BlogPetのもも代さん
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