28ドル

6月17日(金)   雨のち曇り

ビワパール 2011
<Biwa Pearl>

今朝もすごい雨でしたわね。今さっき、気がついたら雨が止んでたんですが、それまではゴロゴロピカピカと雷様も上機嫌のようでした。
昨日もすごい雨でしたけれど、こうなると、普段から高めの湿度がグッと上昇して、そりゃーもうジトーっとして、とても不快になります。
昨日なんかさ、出かけるときにテレビで気温を見たら、25度ってことになってたんです。だから、それじゃあんまり暑くないのねなんて考えて、薄いカーディガンを羽織って出たんです。そしたらどうですか。もー小雨が降っているから、よけいにジメジメジメジメして、25度とは思えないじゃないの。いや、気温はそうだったのかもしれないけれど、湿度が高かったんですね。家からMTRの駅まで普通に歩いて10分弱かかるんですが、それだけで背中を汗が流れるのが分かりました。
今も、気温は一応28度らしいんですが、湿度が94%もあるもんですから、不快指数は高めです。→ここで計算できるよ

ジメジメのせいで、私は今にもナメクジに変化しそうですが、来月頭からは某国。乾燥して、涼しい(時には寒い)某国!それまでの辛抱です。あと半月だ、頑張ろう。

今日は、先日贔屓にしている米線屋で見かけた、求人広告についてです。

まずはこちらをご覧ください。

譚仔 求人 2011

四角い囲みの中、一番上の「招聘」は、日本語の「招聘」とはちょっと意味が違います。ここでは、まあ「バイト、パート募集」という意味。
その下の4つの単語は、それぞれ
 ・樓面(楼面)=フロア
 ・厨房=キッチン
 ・洗碗=皿洗い
 ・傳菜(伝菜)=料理運搬
ではないかと思われます。(未確認)

フロア係と、料理運搬係のなにがどう違うのか、そこんとこはよく分かりません。
大きなレストラン(中華料理の)なんかへ行くと、注文をとってくれたり、会計をお願いしたりする、いわゆるウェイターとウェイトレスの他に、できあがった料理を厨房から持ってきて、空いたお皿を片付けてくれるおばちゃんたちがいます。あれが傳菜の人たちなのかなとも考えるのですが、この米線屋には、そんなおばちゃんたちはいません。ウェイトレスが注文もとり、米線を運んできてくれ、空いた丼をさげてくれます。

その下の小さい括弧の中には、「以上のポストは経験不問」と書かれています。

その下の赤い字ですが、これは「月給1万ドルも可能」ということ。頑張れば稼げますよーということですね。

一番下は、これもはっきりとはしないのですが、恐らくは最初の二つはボーナスの類があるよということ、3つ目からは、賄い込み、トレーニングあり、昇給の可能性もあり…です。


さて、月給1万ドルとは素晴らしいじゃありませんか。
1万ドルって、日本円にすると(今円高だから)10万円くらいね。でも、日本と香港では物価がいろいろと違ってくるので、単純にレートを使って換算しただけだとあまり意味がないように思えます。
どう物価が違うかと言いますと、例えばこのお店の米線は、何種類の具をトッピングするかで料金が変わってくるのですが、私はいつも一種類+飲み物という注文で、30ドルくらい。今のレートだと300円程度ですが、私は、30ドルは日本の5~600円くらいという感覚でいます。昔、ラーメン一杯が500円程度だった時代がありますよね。あんな感じです。
だから、香港における、しかもこういう米線屋で働くおばちゃんたちにとっての一万ドルは、きっと日本の10万円よりももっと価値があるんじゃないかと思うのです。


しかしこんな米線屋で皿洗いして1万ドルとは、不思議なくらい待遇が良いじゃありませんか。ま、1万ドル稼ぐには、皿洗いじゃなくて違うことをしないといけないのかもしれないけど、いずれにせよ、米線屋で1万ドルなんて!と、この広告を見て驚いたのです。(だから写真まで撮ったの)

ここにはお手当ての詳細は書かれていませんが、果たして時給はいくらなんでしょうか。
香港では、最近やっと最低賃金が法で定められました。時給30ドルを最低ラインとして望んでいた労働者側と、最初は22ドルあたりを望んでいた雇用主側と、その間に挟まれた政治家の話し合いで、時給28ドルが最低賃金となりました。
でも、それを不服とする一部の雇用主たちは、今までは労働時間として計算されていた食事のための休憩時間や、トイレに行くための時間などを無給にすることにして、結局労働者の手取りは下がるという始末。働く知的障害者への風当たりも強いとか。まったく気の毒な話です。

とにかく、注文した米線を待つ間に、28ドルだとして単純に計算してみたんですが、それだと一日約12時間、30日間働きづめでやっと1万ドルです。
10000ドル÷28ドル=約357時間、357時間÷30日=約11.9時間
計算方法、間違ってないよね?
不可能な話ではないけれど、この米線屋の営業時間がそもそも12時間には足りませんので、おそらくは28ドルよりは高いんだろうと思います。それとも、開店前の準備や、閉店後の掃除の時間なんかも入れると、12時間になるのかな。それもありうるな。

でも、できれば1時間の給料で、お店の米線に具を二種類トッピングして+飲み物というくらいのことが可能であって欲しいと思っています。

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