湿度いろいろ

6月20日(月)   晴れ

本 蝉しぐれ 2011
<蝉しぐれ>

先日、藤沢周平の「蝉しぐれ」を読みました。ずっと読みたい読みたい読みたいと思いつづけて幾星霜、やっと手に入りました。
実を言えば、尖沙咀の蕃茄書房の古本コーナーや、銅鑼湾の浮世絵師の店でも何度か見かけていたんですが、30ドル前後するので、毎回買うのを躊躇してたのです。
だって、古本ですよ。30ドルって、日本円にしたら450円(その頃はこんな円高じゃなかったんでね)。例えばブックオフで文庫本に450円払いますか?または早稲田の古本街。あそこで450円たらかなり高級ですよ。
とにかくね、日本に帰ったときに買おうと思い、しかし帰国中に入った古本屋では見つけられず、ということを何度か繰り返して、3月の震災で帰国が延びて(すごい円高だから帰りたくないという思いもある)、それでも読みたいならもう高くても買ってしまえばいいじゃないか、何度も読むんだからちょっと高くてもいいじゃないかと考えを改めたら、また蕃茄書房の本棚にじっと収まっているところに遭遇しました。
蕃茄書房は日曜日はちょっと安くなるので、日曜日に買おうと決めたら、日曜日にあなたはもういない…。諦めきれずに数日後に浮世絵師の店を訪れたら、そこにもありました。見つけるなりがっちりと胸に抱いてしまったほど、嬉しかったです。

さて、待ちきれずにMTRの中で本をパラパラやると、おや?航空券の半券が三枚出てきました。(恐らく、父、母、息子) お名前は明かしませんが、どうやら香港から桂林へ向かう飛行機の中で、この3人のうちの誰かが読んでいたようです。
マーカーとかで線が引いてあったり、面白くない書き込みがたくさんあるのは好きじゃありませんが(面白いのは良し)、レシートやしおりが挟まってたり、以前の所有者の名前やハンコなどがあるものは、私は嫌ではありません。古本の楽しさと思っています。
○○さん、この本を売って下さってありがとう。私が大事に大事に繰り返し読ませていただきます。


今日は、数日前にメニュー欄のお天気コーナーに貼り付けたアメリカのお天気サイトのバナーから学んだことについてです。


これがそのバナー。香港のお天気が表示されています。
気温は天文台の発表のものと、もう一つのバナー(これは中環で情報集計しているらしい)とは少々違いますが、先日も書きましたように、一口に香港と言ってもお天気はいろいろです。気温もいろいろです。だからそこんとこは別にいいの。気にしませんの。

それよりも、どうしてこのバナーを貼り付けたかと言いますと、大きな数字の実測の気温の下に「Real Feel」ってありますでしょ?つまり体感温度みたいなもんなんですけれど、これが欲しかったんです。
お天気コーナーではこれとは別に計算サイトへのリンクも張ってますが、いちいちそっちへ飛ぶのも面倒だしね。パッと見て分かるのが気に入りました。

今現在の気温は、32度。北東の風12km/h。しかしReal Feelはなんと39℃。ガクガク((((;゚Д゚))))ブルブル
実際に39度のところへ行ったことがないし、しかもそういうところの体感温度はまた39度ではないんだろうし、39度というのがいったいどの程度の温度なのかハッキリと経験しようもありませんが、39度って暑そうですわよね。
39度という数字で思い出すのは、ぬるめのお風呂(私は41~43度くらいが好き)、または風邪引いて熱出したとき。ぬるいとは言えお風呂ですから、やっぱり気温としては暑いですよね。

そいで、私はこのReal Feelがどうやって算出されているものなのか、それは日本でいう体感温度の算出のための計算と同じなのか、それが知りたくて検索してみました。そうしたら、このお天気サイト(Accuweather)の人が回答しているところが見つかりました。やっぱりみんな疑問に思うわよね。
Real Feel Temperatureはどうやって出してるの?(英語)

Accuweaterからの回答によると、以下の要素から算出しているのだそうです。
Temperature気温
Dew point露点(露点温度?)
Wind speed風速
Sun angle for a given dateその日の太陽の角度
Solar intensity as defined from the solar index太陽エネルギーの密度?どれだけ日差しが強いかということか?
Percent of sky cover空がどれだけ雲で覆われているか
Precipitation and intensity降水とその強度
Altitude標高

日本の体感気温よりも計算が難しそうです。

しかしここで私は「Dew Point」というのがよく分かりませんでした。聞いたことある気がするけど、よく分かりません。香港の天気予報にはない単語に思えます。だから検索しました。
空気中の水蒸気が露(水滴)になる温度。どこまで気温が下がるとそれが起こるかという温度のようです。難しいことは解りませんが、露点温度が低いほど乾燥しているようです。つまりなんだ?湿度みたいなもんか?

白人社会の天気予報ではこの露点温度がよく使われると説明しているところが多いのですが、白人社会でも英語圏の話ではないかなと思います。断言はできませんが、欧州の英語圏ではない国々の天気予報で、露点温度らしきものを見かけたことは、私の経験ではありません。これから、もう少し注意してみます。


さて、蒸し暑いことこの上ない香港の露点温度は、一体いくらくらいなんでしょうか。そしてどの程度不快なのでしょうか。
露点温度による快適度の説明(英語)
リンク先の数字は、恐らくは華氏℉ではないかと思われます。摂氏にするには、数字から32を引いて5/9(0.555)をかけます。
露点温度は、気温と湿度から計算するようで、こちらで計算してもらったら、天文台が今現在発表している「気温30度、湿度78%」では「26」という数字でした。
この26を華氏に直して、「露点温度の快適度の説明ページ」で快適度(不快度)を見てみましょう。1.8×摂氏゜C+32=゜F ですから、答えは78.8です。説明ページでは、「70-79:oppressive(過酷)、80 and above:steam bath!(蒸し風呂!)」とのことなので、現在の香港は、蒸し風呂に近い過酷さということになります。

ま、空気が乾燥したアメリカの基準ですから、日本人の我々の感覚とはちょっと違うと思いますが、日本人にとってもやっぱり不快なことに変わりありませんわね。

いちいち計算するのが面倒なので、リンク先をもとに露点温度を摂氏にした表を作ってみました。
10℃未満カラッカラ
10℃-15℃快適
16℃-18℃ややムシ
18℃-21℃ムシムシ
21℃-26℃過酷なムシムシ
27℃以上蒸し風呂!

露点温度は小数点以下を適当に切り上げたり切り下げたりしていますので、すごく正確ではありません。まあこんなものという参考にしてください。


今日も暑い香港です。外が暑いと内の温度(クーラーの設定温度)は反比例して下がります。内外の気温の差は開くばかりで、体には良くありません。体調管理に気をつけましょう。

Comment

福島原発の原子炉建屋内部の湿度が99.9%
ってのがもはや想像の範囲を超えてるんですけど。
地上だけど水中。みたいな?
bonちゃん、どんな感じだと思う?
  • 2011/06/21 08:52
  • キン子
  • URL
■キン子ちゃん
たとえば湿度100%というのは、コップに入れておいた水が
いつまで経っても蒸発せずに同じ量のままでいるということ…らしい。
香港では、今みたいに暑いときに雨がザーッと降ると、
湿度98%なんかにはなるね。
台風がきてるときだと、湿度100%もあるのよ。

それがどんな感じかと言うと、もう蒸し暑い以外の形容がありません。(笑)
湿気の感じとしては、スチームサウナの中にいるみたいな感じっす。
ひどく蒸し暑い。すごーくムシムシ。

他の要素もあるのかもしれないけれど、
日本の梅雨時の湿度60%とか70%とか、
香港では「やや爽やか」とも言えることもあるくらいよ。
  • 2011/06/21 09:25
  • bonbon
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